日本経済の不況や、円安などの影響から海外移住に憧れを持つ人は多いといいます。海外移住するには様々な方法がありますが、その1つが海外駐在のある企業に勤める男性と結婚することです。
今回は、海外駐在員と結婚した女性の体験談をまとめてみました。
A子さん(32歳)の例…シンガポールで就職して、ハイスペ駐在員とゴールイン!
シンガポール人の彼について行き、シンガポールで就職
A子さんがシンガポールに渡ったのは30歳のとき。8年間付き合っていたシンガポール人の彼氏から「そろそろ結婚したいね」といわれたといいます。
A子さんは彼と結婚するためにシンガポールでの転職を決意しました。大学時代の留学経験もあり、英語と中国語がネイティブ並に話せました。また、日本では外資系企業に勤めていたため、シンガポールでの就職はさほど苦労しなかったといいます。
しかし、いざシンガポールに行くと彼はまさかの「本当に来るなんて…」という反応でした。結婚話もはぐらかされてしまい、そのまま別れることに……。
現地で働き始めたらハイスぺに出会い放題だった
しかし、A子さんは落ち込む間もなくそのままシンガポールで働き始めます。また、出会いも欲しかったので現地のマッチングアプリに登録したところ……、たくさんのハイスぺ男性とマッチングしたのです!
そもそも、シンガポールや香港は外資系企業の精鋭部隊が集まる場所。日本人、アメリカ人、シンガポール人……と、日本では出会えないハイスペの男性たちが勢ぞろいでした。
また、「シンガポールの恋愛事情は日本と少し異なっている」と話すA子さん。元々、欧米の文化があるので、最初の1ヵ月は“デーティング”と呼ばれる、お試し交際期間を設けることができます。日本でいうと、結婚相談所の仮交際のようなものです。
1ヵ月お試しして合わなければ付き合わない、もっと続けたいと思えば本交際に進めるので、別れるという面倒な工程がなくて気楽にお付き合いができるのです。
そんな中、A子さんは結婚を前提に日本人駐在員の彼氏ができました。商社金融で働く男性で、年収はなんと5,000万円!「出産のタイムリミットを意識して、結婚も子育ても計画的に進めていきたい」というA子さん。ハイスぺ女子は人生設計も計画的ですね!
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さて、A子さんの結婚の例を挙げましたが、これはA子さんが海外で就職できる能力を持っていたからです。海外駐在員と結婚するためには、自分自身が海外で就職したり、海外赴任のある企業に就職したりするのが1番なのですが、ハードルはかなり高いといえるでしょう。
では、次にB子さんの例を見てみましょう。
地元での就職を諦めて専門学校へ
B子さんは高校卒業後、地元で就職をしようとしましたが、地方だったため就職先がなかなか見つかりませんでした。地元での就職を諦めたB子さんは、キャバクラのアルバイトでお金を貯めてホテルの専門学校へ進学し、国際ホテル学科で英語を専攻します。
卒業後、いきなり海外で就職するわけではなく、まずは外国人観光客の多い温泉宿で就職します。主に外国人の接客対応でホテル勤務の実績を積んだところ、海外の日系ホテルからヘッドハンティングされます。
その後、フィリピンのセブ島やインドネシアのバリ島の日経ホテルでの勤務を経て、マレーシアの外資系ホテルに就職しました。
海外駐在員と結婚し、バンコクで悠々自適な生活
仕事第一のB子さんでしたが、出会いがあったのはマレーシアに移住して2年目のときでした。現地の日本人コミュニティのつながりで、マレーシアに赴任中の大手電子機器メーカー勤務の日本人男性と知り合ったのです。
その男性と1年ほど交際した後にB子さんはホテルを退職し、入籍しました。コロナ感染拡大の少し前だったため、バリ島で式を挙げることもできました。コロナ禍は旦那さんの仕事の都合で一時的に日本へ帰国しましたが、現在はふたたび海外赴任が決まり、タイのバンコクに住んでいます。
お子さんも生まれて、バンコクのコンドミニアムでベビーシッターを雇い、子育てに奮闘するB子さん。気軽にベビーシッターやメイドさんを雇えるのも、海外生活ならではの魅力です。
現地採用でも海外駐在員との出会いはある
A子さんもB子さんも、日本から海外赴任で行ったのではなく、現地採用で働いて駐在員の男性と結婚しています。海外駐在している人に話を聞いたところ、商社、ホテル、旅行代理店、日本人向けフリーペーパーの編集部などの業種が、現地採用でも駐在員との出会いが期待できるといいます。
なかには、そこまで語学ができなくても働ける業種もあります。もちろん、海外に拠点を置くことは簡単ではありません。けれど自分の人生を変えられるのは自分だけ。「海外で就職したい、海外で駐在員と結婚したい!」という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事を書いた人
結婚相手を逆ナンで捕まえた元肉食女子。IT企業でOLをしながら、Twitterや女性向けメディアで彼と長続きするコツや美容情報を発信しています。令和時代の出会い方や、男性意見を取り入れた、リアルな恋愛記事が好評。掲載媒体はマイナビウーマン、週刊SPA!、AMなど多数。
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