既婚の友人から、「自分の自由な時間が無くなった」「お金が大変だ」など、結婚生活の大変な話を聞くことがありますよね。
婚活をしている時にそういった話を聞くと、「今の生活も気に入っているし、結婚って本当に良いんだろうか?」と迷いや不安を抱いてしまう人もいるかもしれません。
そこで、「結婚に不安がある」という独身者の人たちから、「既婚者への質問」を集めてきました。
実際に、既婚者の人たちから聞いた結婚生活に対する本音を紹介します!
本当に幸せ? 結婚に対する不安を既婚者にぶつけてみた!
既婚者への質問①「結婚後、自由な時間がなくなって辛くないですか?」
結婚するまでは、プラモデルが趣味でした。結婚してからは休日は妻と過ごしていますが、妻が外出している日はプラモデルに没頭したりして、バランスはとれてたと思います。ただし、子どもが生まれてからは全く趣味の時間がなくなってしまいました。でもやっぱり子どもの可愛さには変えられないので、たまに飲みの場で愚痴ったりはするものの、そこまで不満にはなっていません。男の子なので、子どもがもうちょっと大きくなったら一緒に楽しめるといいなあ…なんて夢見ています(笑)。/30歳・男性
子どもが保育園に入るまでは確かに大変でした。うちは両家の実家が遠いため頼れず、自分の時間はほとんどなかったです。でも、2歳で保育園に入ってからは仕事に復帰して、今はすごく充実しています。仕事が休みの日も保育園は預かってくれますし、休日にどうしても一人で出掛けたいときは夫に頼んだり、夫が仕事の時は一時預かりの施設を利用したり。調べると色々な公的なサポートもあるので、ママの息抜きもできますよ。/33歳・女性
「自分の自由な時間が無い」=「つらい」ではなさそうですね。
一人の時間を十分に過ごしてきた結果、一人でいることの寂しさや物足りなさを感じて結婚を考えたという人も多いでしょう。だからこそ、結婚してから自分の時間がなくなったとしても、それは充実している証だと捉えられるのかもしれません。
また、夫婦で協力してお互いの時間を確保したり、小さな子どもがいる場合は保育園や一時預かりを利用したりと工夫しているようです。
既婚者への質問②「一人で自由気ままに生きてきたのに、誰かと一緒に生活できるものなのでしょうか?」
自分も結婚前は不安でしたが、実際に結婚生活が始まると、家で待ってくれてる人がいることがすごく嬉しいんですよね。逆に自分が先に帰ったときは、妻の帰りを楽しみに待っています。「ただいま」「おかえり」という言葉で、こんなに幸せを感じるとは思いませんでした。/34歳・男性
婚活のきっかけが「一人の寂しさを感じたこと」だったんです。そうは言っても一人暮らし歴が長いので、誰かと暮らすなんて無理かも…と思う時もありましたが、今は幸せです。
食事の時に「いただきます」と声に出して言いながら、「一人じゃないって素晴らしいな…」なんてしみじみ思こともあります。うちはまだ子どももいないですし、休日はデートするときもあれば、お互い自由な時間にするときもあったりで、ストレスなくやっています。/32歳・女性
結婚生活が始まってしまえば、一人だったときの気ままさよりも、二人でいる幸せの方が上回るようですね。
特に、「長い間一人暮らしをしてきて寂しくなったから婚活をした」「老後も一人なのが不安になって婚活をした」という人にとっては、お互いの存在は何にも代えられないものだということが伝わってきます。結婚することで、一人では味わうことのできない幸せや楽しみを得られるのでしょう。
既婚者への質問③「共働きだと、家事の分担で揉めませんか?」
うちも共働きだったので、家事については最初に話し合いました。僕は平日帰りが遅いので、家事はほとんどできないかもしれないということを伝えたら、平日は妻が担当し、休日は僕が全部担当することになりました。このやり方で揉めたことはないので、僕たちには合っているようです。/29歳・男性
結婚しても働きたいと思っていたので、家事と両立できるか不安でした。でも結婚して驚きました。一人暮らしの時よりも家事が楽になったんです。夫も一人暮らしをしていたので、自炊も家事もある程度できるタイプ。
早く帰ったほうがご飯を作るとか、ご飯を作らなかったほうが食器を洗うとか、自然と分担できています。結婚したら家事が2倍になると思ってましたが、そんなことはありませんでした。/32歳・女性
最初はかなり揉めました。僕は一人暮らしをずっとしていたので、最低限の家事や料理はできるんです。妻は付き合っているときは家庭的な印象だったんですが、結婚してみたら実はお米すらうまく洗えなくて…。それで初めは何度か揉めましたが、「できるほうがやればいいか…」と思うようになり、僕がメインになってやっていたら妻も頑張ってくれるように。今では美味しい料理を作ってくれるようになりました。好きになって結婚したんだし、お互い助け合っていきたいですよね。/35歳・男性
結婚した夫婦からよく聞くのが、「お互いに一人暮らし経験があると、結婚しても家事が全然大変ではない」ということです。「むしろ二人になってからのほうが楽だ」という意見もあるほど。今までは自分のためだけに家事をするのが面倒で、後回しにして嫌々やっていたことも、二人で協力してやるから早く進み、溜め込むことがなくなったという人もいます。
逆に、どちらかがずっと実家暮らしで家事経験がないと、どうしても家事ができる方に負担がいってしまうようですね。しかし「できるほうがやればいい」「お互いの足りないところを補い合う」「相手のために頑張る」など、夫婦間での思いやりの気持ちがあれば乗り越えられるようです。
既婚者への質問④「コロナ渦で失業して転職しました。家族を養えるか不安です。」
僕は年齢の割に収入は低いほうではありますが、妻と共働きで頑張っています。結婚前は、新しい職場でのストレスや先の不安をすべて一人で抱えていたんですが、今は妻が話を聞いてくれますし、明るい人なので「なんとかなるよ!」と笑い飛ばしてくれて、本当に支えられています。仕事のストレスが減り、結婚してからの方が「妻のためにも頑張りたい」という気持ちが湧いて、モチベーションが上がりました/36歳・男性
今の時代、夫婦共働きは当たり前。むしろずっと家庭にいるより社会で活躍していたい! という女性の方が多いくらいです。そういう女性なら男性に「養ってもらう」という感覚は少ないですよ。実際うちも夫より私の方が収入はいいです。/31歳・女性
結婚して一緒に住んだほうが、家賃や光熱費など経済的に得することは多いですし、収入も二人分になるという考え方もできます。
また、仕事から疲れて帰ってもそこに笑顔で待ってくれている家族がいると、また明日も頑張ろうと思えますよね。温かい家庭は、仕事への活力になるのです。
自立した男女の結婚は「結婚したら楽になる」
既婚者の中には、本当に結婚生活に不満を抱えている人もいます。
その原因の一つは、パートナーに依存していること。 パートナーに「養ってもらうため」「お世話してもらうため」に結婚してしまうと、「稼いできてほしい」「家事をしてほしい」など、パートナーに求めてばかりになり、それが叶わなかった時に不満が起こります。
しかし自立した男女が結婚すれば、収入も家事をするマンパワーも二人分になります。一人ではできなかったことを二人なら補い合うことができ、一人では満たされなかった気持ちも二人なら満たすことができるのです。
結婚は、一人では得られない喜びがたくさんあります。結婚生活に対する幸せなイメージを持って、婚活を前向きに頑張ってくださいね!
▶︎こちらの記事もチェック!
結婚すると自由が奪われそうで怖い…!「結婚のデメリット5つと、克服する方法」
「結婚のメリットがわからない」と悩むあなたに知ってほしい結婚の価値