男女の関係をうまく進展させたいのであれば、“初デート”が鍵を握る!と言っても過言ではありません。初デートで良いインパクトを残し、相手に「また会いたい」と思わせられれば、2回目、3回目のデートにも自然と発展します。
しかしいざ初デートを迎えるとなると、どんなお店や場所を選ぶべきのか、どんな服装で行くのか、そしてどんな会話をすれば良いのか……。悩みは尽きませんよね。
そこで本連載「初デートマニュアル」では、初デートにまつわる様々な悩みを一つずつ解決していきます。
今回のテーマは、「初デートの会話」。緊張のあまり何を話して良いかわからず、会話に困ってしまった……ということのないように、初デート前にしっかり対策をたてましょう。
前回の記事はこちら>>初デートでおすすめの場所4選と「初デートで絶対に行ってはいけないお店」とは?
コミュニケーション能力が高い人やトークに自信がある人は苦労しないかもしれませんが、そうでない限り、初デートというのは緊張して会話がスムーズにできないことがありますよね。
今回は、初デートでの会話に自信がない! という人のために、気を付けるべきポイントをお伝えします。面白いことを言う必要なんて全くありません。最低限のポイントだけ押さえて、2回目のデートに繋げられるように、初デートの会話を盛り上げましょう。
初デートの会話では、自分の話をするよりも「相手に話させる」
初デートでお互いのことをよく知らない間柄だと、会話が途切れた時の沈黙が、必要以上に気まずく感じてしまいます。そんな時についやりがちなのが、沈黙を避けようとするあまり、自分の話ばかりをしてしまうこと。
また、相手に自分を気に入ってもらいたい一心で、自己アピールに必死になって、相手の話はほとんど聞かず自分の話をし続けてしまう人も多いです。
しかし初デートでは、自己アピールよりも相手に気持ちよく話させることに集中しましょう。
人は自分の話を多くすればするほど、その相手に対して心を開き、好感を抱くようになると言われています。つまり相手の気持ちを掴むには、自己アピールをするよりも相手に話をさせるほうがずっと近道なのです。
初デート中の会話で心掛けたい「聞く量」と「話す量」のバランスについては、こちらの記事を参考にしてくださいね。>>初デートで守るべき「7:3の法則」とは?確実に2回目のデートに繋げる方法を伝授!
相槌を打つ時には、相手の目を見るようにする
かといって、自分はただ黙って相手が喋り続けるのを聞いているだけでは、当然会話は盛り上がりません。
まず大切なのは、相手が話したことに対して、きちんと目を見て相槌を打つこと。目を見て聞くことは「あなたの話に興味があって、きちんと聞いています」というサインになります。
もしもあなたが話をしているときに、相手がずっと違う方向を見つめていたりスマホをちらちら見ていたりしたら「私の話が面白くないのかな」「聞いていないんだな」とガッカリしますよね。逆に相手が興味津々な様子で自分の話に耳を傾けていたら、「もっと話したい」と思うはずです。
終始じっと覗き込むように目を見るのは、圧を与えてしまうのでNGですが、相槌を打つ時には相手の顔をちゃんと見るようにしましょう。
相手の発言に対して質問を投げ、会話を深ぼっていく
また、相手に気持ちよく話させるためのテクニックは「質問を投げかけて、相手の話を引き出してあげること」。
相手の一つの発言に対して、それをさらに深ぼるような質問を投げかけてください。
例えば相手が、「趣味は美味しいお店巡りをすることなんです」と言ったとします。そうしたらあなたはそれに対して「どんなジャンルの食べ物が好きなんですか?」と深ぼるような質問をします。
相手が「最近は焼肉が特に好きですね」と答えたら、「最近行った焼肉のお店でおすすめはありますか?」などと更なる質問を投げかけ、一つの話題をどんどん膨らめながら深ぼっていくようなイメージです。
もしも自分が焼肉が好きだったり、共通点が見つかればなおラッキー。「僕も焼肉がマイブームなんです!」などのコメントを挟むことで、会話はさらに盛り上がるはずです。
共通点があると会話は盛り上がりますし、質問もしやすくなります。そこで、デートの前に相手のプロフィールや情報を思い浮かべ、共通点がありそうなトピックを事前に考えておきましょう。
もしもマッチングアプリで出会った相手との初デートであれば、相手のプロフィール欄やこれまでのDMのやり取りをじっくり見返し、共通点がないか改めて探してみてください。共通点は多ければ多いほど良いです、一つの話題が尽きた時に、「そういえば……」という風に、次の話題に移れるからです。
初デートの会話や質問の仕方については、こちらの記事も参考になりますよ。>>「会話上手=聞き上手」!異性との会話で心の距離がグッと縮まる3つのワザ
それでもやっぱり話題がない!初デートの会話で困った時は……
上記のことを全て心掛けたにも関わらず、質問も尽きてしまい、会話が膨らまなくなってしまった時はどうしたら良いのでしょうか。
恋愛トークをしてみる
誰もが盛り上がりやすいトピックといえば、恋愛トーク。あまりに踏み込んだ質問を初デートでするのは失礼ですが、「どんな人がタイプですか?」といったライトな質問であれば問題ないでしょう。
会っていきなり恋愛トークをすると警戒されてしまいますが、1時間以上話していて、少し打ち解けてきたようであれば、恋愛トークをしてみるのもおすすめです。下心があるのかと勘違いされないように質問の内容には気をつけてください。
一旦深呼吸して、素直な気持ちになってみる
また、本当に話題に困って焦ってしまった時は、一旦落ち着いて深呼吸をしてみましょう。そして自分の心に「相手の何が知りたいか」「どんなことに興味があるか」を問いかけてください。
緊張して自分らしいトークができていないだけかもしれないので、そんな時は一旦、自分の気持ちに素直になることが大事です。相手のどんなところに興味を持って、初デートをしようと思ったのか。自分の素直な心に問い掛ければ、相手に対する質問や話題が自然と生まれてくるはずです。
まとめ:初デートの会話では、相手に心を開いてもらうことを意識する
以上、初デートの会話で困らないために気をつけたいポイントを紹介しました。
初デートのゴールは「2回目のデートに繋げること」。どんなに楽しい時間を過ごせたと思っても、2回目がなければ意味がありません。そのためには相手に心を開いてもらうことが何より重要なのです。
あなた自身が緊張していると、その空気は相手にも伝わり、心を開くどころかぎこちない雰囲気になってしまいます。ですからまずは、できるだけリラックスしていつもの自分らしく初デートに挑んでください。
前回の記事はこちら>>初デートでおすすめの場所4選と「初デートで絶対に行ってはいけないお店」とは?