「彼はいつになったらプロポーズしてくれるんだろう…」。そんな不安を抱え、悶々と過ごしてはいませんか?
本連載では、「今付き合っている恋人に、どうしてもプロポーズさせたい」という読者のために、10回にわたってコラムをお届けします。
“恋人にプロポーズさせた”女性たちの体験談をベースに、彼氏との関係を結婚に発展させるノウハウをご紹介。
恋人にプロポーズさせる10の方法とは? 今回は第7回をお届けします。
第6回の記事はコチラ→「今すぐプロポーズしてほしいのに!」結婚の話を避ける彼氏への対処法とは
彼氏と結婚したいのに、彼にはまだその気はなさそう…。男性も周囲の影響を受けて、結婚願望が芽生えることがある!?
よく女性が「周りが結婚ラッシュで、自分だけ結婚できなかったどうしようかと焦ってしまう」と言っているのを耳にします。この記事を読んでいる女性の中にも、もしかしたら同じように感じている方がいるかもしれません。
一方で男性はどうでしょうか?
もちろん人によりけりですが、一般的に男性は女性と比較して、“結婚に対する焦り”を抱きづらいのが現実です。
出産を意識する女性は、どうしても自分の中で「何歳までに結婚したい」というタイムリミットを設けがちなので、時間に対して男性よりもシビア。また社会の中で、女性は昔から「何歳までに結婚したほうがいい」という固定概念を周囲から押し付けられながら生きてきたという背景も関係しているでしょう(女性って本当に大変です…!)。
そのため男性は、女性と比較すると年齢的な焦りは抱きにくいのです。しかしそうはいっても実は、男性の結婚願望も、周囲の影響を受けやすいということをご存じでしょうか。
完全なる非婚主義の男性は例外ですが、彼氏が「いつかは結婚したいけど今ではない」「結婚したいかどうかがわからない」と言っている場合は、周囲の人々の影響を受けて結婚を意識し出すようになることがあります。
具体的には、どのようなきっかけで結婚願望が芽生えるのでしょうか? 今回は、最初は結婚に対して乗り気ではなかったはずの彼氏が、最終的にプロポーズしてくれたという女性から、「彼氏が心変わりしたきっかけ」を聞いてきました。
同期がほとんど全員結婚してしまい、ついにプロポーズしてきた彼氏
20代半ばからずっと付き合っていた彼。30代になり、私としてはそろそろ結婚したくて何度も圧をかけてきたのですが、うまく交わされていました。
結婚してくれないなら彼とは別れて婚活するしかないのかな…と悩んでいたものの、やっぱり彼のことが好きでなかなか別れを切り出せずにいたんです。
そうこうしているうちに、彼の同期がほとんど結婚してしまい、気づけば独身は自分だけになっていたようです。つるんでいた飲み仲間も付き合いが悪くなって、彼は取り残された気持ちになったようで…。結局彼の方から、結婚の話を切り出してくれました。(32歳/女性)
彼氏が「男友達とつるむのが好き」なタイプの場合は、結婚ラッシュがチャンス!
一匹狼タイプの男性や、他人の意見に惑わされにくいタイプの男性の場合は別ですが、「男友達を大事にしているタイプ」や「大人になっても仲間同士でつるむのが好きなタイプ」の男性の場合、周囲が次々と結婚していく「結婚ラッシュ」はチャンスになる可能性があります。
自分以外の友人が結婚したり子どもができた途端、寂しくなって急に「自分も家庭を持とう」と我に返ることがあるようです。
彼の仲間たちが次々と結婚していったり、付き合いが悪くなってきたタイミングで、それまで結婚はまだいいと言い張っていた彼の心が揺らぐ瞬間があるかもしれません。
特に最近周囲が結婚ラッシュだという場合は、彼も友人の結婚式に招待される機会が増えていることと思います。意外と男性でも、親しい友人の結婚式で感動し、純粋に「結婚っていいな…」と憧れることがあるのだとか。
チャンスを逃さないようにしましょう。
彼氏が祖父母から「孫の顔が早く見たい」と言われ、結婚が決まった
彼からは、「仕事が落ち着くまで、申し訳ないけれど結婚は考えられない」と言われ続けていました。ところがコロナが落ち着いて彼がかなり久々に実家に帰った時に、高齢のおじいちゃんおばあちゃんから「元気なうちにひい孫の顔を見せてほしい」と懇願されたようです。
まだまだ先だと思っていたのに、そこからいきなり結婚の話が出て、半年後には入籍しました。もともとおばあちゃん子の彼にとって、祖母からのお願いにはかなりの影響力があったようです。(29歳/女性)
「家族にせがまれて結婚を意識した」パターンは意外と多い!
家族を大切にしているタイプの男性にありがちなのが、「家族にせがまれて結婚を意識するようになった」というパターン。両親や祖父母から「結婚した姿を見せてほしい」「孫の顔が見たい」と頼まれたのが結婚のキッカケになったというエピソードも多く聞きます。
もともと結婚願望がそこまで強くなく、自分だけの意識ではなかなか結婚に踏み切れなくても、大切な家族からの強い後押しによって考えを改める可能性は十分ありえるのかもしれません。
恋人にプロポーズさせる方法その7: 男性にも、周りの影響を受けて結婚を意識し始める瞬間がある。そのタイミングを見逃さず、将来についての話を切り出す!
以上、「周囲の人々の影響を受けて、男性に結婚願望が芽生えるパターン」をお伝えしました。
もちろん私たちには、「彼の周囲の人々の行動をコントロールすること」はできません。しかしここで言いたいのは、状況や環境によって彼が結婚を意識するようになるタイミングは、いつでも起こり得るということ。そして大切なのはその瞬間を見逃さないことです。
「今は結婚する気はない」と言い張っている男性に対して、女性側から何度も何度も結婚の圧をかけ続けるのは逆効果です。男性の多くは「プロポーズのタイミングは、自分が決めたい」と思っている人が多いので、女性側から押し付けられることに対して抵抗感を抱くのです。
しかし心が揺らぎ、「そろそろ結婚を考えても良いのかな…」という意識がわずかでも芽生え始めたタイミングであれば、女性側から結婚の話を切り出してもスムーズに進む可能性が高まります。
自分が結婚したいからといって、その意志を一方的に押し付けるのではなく、彼が今どのように考えているのかや、どんな状況なのかなど、彼の気持ちと立場も考えてあげることが大切だと言えるでしょう。参考にしてみてくださいね。
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この記事を書いた人
慶應義塾大学文学部卒。東京カレンダーWEB編集部にて数々のヒット企画を手がける。その後、講談社WEBメディア「ミモレ」、マガジンハウス「anan web」を中心に、恋愛・婚活分野のコラムや女性の人生に関するエッセイを発信。
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