—結婚したいのに相手が見つからない…。
—婚活を頑張っているけれど、もう疲れた…。
Palette編集部には、悲痛な叫びが日々届いています。婚活を明るくハッピーに楽しみたくても、一筋縄ではいかないのが現実です。
そんな婚活迷子さんたちを救ってくれるのは、結婚相談所のプロフェッショナル・杉江綾希子。
こちら『婚活迷子塾』では、結婚相談所のカウンセラー歴12年、これまで300組以上のカップルを成婚に導いてきたという彼女に、婚活迷子さんたちのリアルな声をぶつけ、解決策を伝授してもらいます。
杉江さん、婚活のプロならではの目線で、婚活迷子たちをビシバシ指導してください！
前回の「婚活迷子塾」はコチラ＞ タイプの男性から好かれず、タイプじゃない人にモテる…理由は「男女の本能の違い」にあった！
3回デートしたものの、交際に発展しない…。何度かデートした相手と確実に付き合う方法は？
目次
編集部： 杉江さんはPaletteの運営元でもある婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」の創業者です。
300組以上のカップルを結婚に導いてきた杉江さんに、今回も、婚活カウンセラーのプロとしてアドバイスをお聞きします。
杉江さん、婚活中の女友達の話を聞いていると、「何度かデートはしているのになかなか交際に発展しない…」と悩んでる人が多いんです。
マッチングアプリなどで出会った異性と何度かデートをする関係になったとして、そこから確実に付き合う方法があれば伝授していただけないでしょうか。
杉江： そうですね。やはり交際に発展させるのには、タイミングというのは重要です。というのも一般的に、初デートを含めて3回目に会う時に告白して上手くいっているケースが多いんです。
編集部： よく「3回目のデートが勝負」なんて言いますが、迷信かと思っていました。本当だったんですね…！そうすると、2回目のデートまでにどれだけ相手に興味を抱かせ、さらにどれだけお互いの距離を縮めるかが勝負となってきますね。
杉江さんが開発した婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」とは
杉江： 恋愛や婚活を目的としたマッチングアプリのような出会いにおいては、5回以上二人きりで会って進展しなかったら、おそらくその先も何もない…と思っておいたほうがいいでしょう。
編集部： 5回以上会って何もなければ、この先も見込みナシ…。ぐさりと心に突き刺さるお言葉ですが、今までの経験を振り返ってみてもその通りかもしれません…。
杉江： あとは、回数だけでなく期間も大切です。初デートから1ヶ月以内に2回目、3回目のデートをして告白→交際開始…というのが成功パターン。中だるみしてしまうと上手くいかないので、回数も期間もどちらも延ばしすぎないことがポイントです。
編集部： 確かに2,3回目のデートまでは盛り上がっていたのに、4回目、5回目ともなるとだんだんテンションも下がってきて、タイミングを逸してしまうというのはあるあるですよね…。「何度も会っているのに全然告白してきてくれないし、相手は何を考えているんだろう…」みたいな不信感も生まれて、ギクシャクしてしまうこともありえます。
うまくいかない原因は、チャンスがきた瞬間に告白できていないから
杉江： 「チャンスの神様には前髪しかない」というように、チャンスがきた瞬間に掴まないと、あれこれ考えているうちに逃してしまうんです。
いい感じだったのに突然音信不通になったとか、お互い好意があると思っていたら他の人と付き合い始めてしまった…なんていうケースがよくありますよね。それらの原因は、たいてい“チャンスがきた時に告白できていない”から。それは必ずしも3回目のデートである必要はありません。1回目でも2回目でもいいですよ。
編集部： なるほど…！ただ、1回目や2回目のデートで告白するのってすごく勇気がいりますよね。あまり早い段階で告白してフラれるのが怖いと思う人も多いのでは？
杉江： 大丈夫です。もしその時ダメだとしても、好きだと伝えておけば後から相手も好きになってくれる可能性が高いですから。
編集部： では早い段階で告白する場合は、答えを迫るというよりは、自分の気持ちを伝えておく、くらいのテンションがいいのかもしれないですね！
杉江： はい、そうです。ただし、相手が答えを出せないのであれば、5回以上は会わないこと。ズルズルと曖昧な関係は続けないことが大切です。必ずしもこのとおりではなくていいですが、このようにマイルールを決めて行動しましょう。
編集部： 確かに自分の中で、“何回目までに付き合えないならもう会わない”というようなルールをあらかじめ作っておくのが良さそうです。感情に引きずられて、うまくいくかどうかわからない曖昧な関係にいつまでも時間を取られることも防げますよね。
今日聞いたお話の中で最も重要だと思ったポイントは「今がチャンスだと思ったら逃さずに、自分の気持ちを伝えておくこと」だと思いました。相手の答えを迫るような告白となるとかなりの覚悟が必要ですが、「自分の気持ちを相手に知ってもらうこと」くらいの感覚の告白であれば、そこまで恐れずにできそうです！
【後編】ではさらに、「女性側から告白することに抵抗がある」という女性読者へのアドバイスをお聞きしていきます。＞＞ 後編はコチラをクリック
今回お話を聞かせてくれた杉江さんってどんな人？
杉江綾希子プロフィール／ 20歳で結婚相談所のカウンセラーになり、23歳で婚活支援企業プリヴェール株式会社を創業。婚活カウンセラー歴12年、今までに300組以上のカップルを結婚まで導く。二児の母で、婚活・結婚・出産・子育てを経験。 2020年Archers株式会社のCEOに就任し、婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」をリリース。
杉江さんが開発した婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」とは
婚活をしたい人と、婚活支援をしたい人がマッチングできる世界初の婚活アプリ。
婚活したい人は「メンバー登録」、婚活支援をしたい人は「アーチャー登録」をします。（登録無料、月額費無料）
婚活メンバーは、信頼できるアーチャーを自分で選ぶことができます。そしてアーチャーは、メンバーの理想像を理解し、第三者の視点でオススメ相手を紹介。つまり結婚相談所のいいとこ取りをしたアプリで、実際は成果報酬型なので、相談所の10分の１以下の価格で利用できるのです。
結婚相談所を経営していた杉江さんだからこそ開発できた、新しいサービスですね。
また、婚活マッチングアプリによくある、「メーセージのやりとりだけで終了し、実際に会えない」という問題も、
アーチャーという第三者の介入により、スムーズなコミュニケーションを実現することで解決しています。
「Archers（アーチャーズ）」では、婚活メンバーはもちろんのこと、悩んでいる人に寄り添い婚活を支援する恋のキューピッド役も募集しています。「恋愛相談を受けたい」「人の幸せに貢献したい」という人は、ぜひアーチャーズで婚活サポートをスタートしてみましょう。
