「恋愛すると、どうしても相手に合わせすぎて疲れてしまい、いつも上手くいかなくなる…」
こんな悩みを抱えた経験はありませんか?
恋愛は一人でするものではなく、相手がいて初めてできるもの。だからこそ相手の気持ちが気になるし、相手にも自分を好きでいて欲しい…。誰だって「お互いが想い合える関係」を望みますよね。
そう思った時に、相手を振り向かせるためについ頑張りすぎて、相手に合わせてしまうのはよくある話。
でもそれによって、あなた自身が気付かぬうちに疲れ果て、自分らしくいられなくなってしまうのは、相手とのバランスが崩れている証拠です。
果たしてその恋愛の行く末に、あなたが望む ”本当の幸せ” は待っているのでしょうか。
当記事では、恋愛をするとなぜ頑張り過ぎて上手くいかなくなるのか。その根本的な原因と、現状を克服するための方法をお伝えしたいと思います。
相手に合わせてしまうのは「頑張らないと愛されない」という思い込みによるもの
目次
まず、あなたが相手に対して頑張りすぎたり、合わせすぎてしまうのはどうしてでしょうか。あなたが優しすぎる性格のせいでしょうか?
実は性格以前に、そこには「頑張って尽くさないと私は愛されない 」という思い込みがあるのです。
こうした思い込みは無意識のうちに発動してしまうもの。そこで「頑張らないと愛されない! と思い込みがちな人の特徴5つ」をあげてみました。今のあなたに当てはまるものはないでしょうか?
- 仕事で評価をされたり、人から認められたいと思う
- 自分が人からどう思われ、見られているか気になる
- どんなことでもすぐ、他人と自分を比較してしまう
- 人の顔色や態度を気にして、言動を合わせてしまう
- 「自分には高望み」と思う人を好きになってしまう
もし2つ以上当てはまるものがあれば、あなたは「頑張らないと愛されない」という思い込みに囚われている可能性が非常に高いです。
その理由は、これらが「自己肯定感の低さ」からくる感情だから。自己肯定感の低い人は「誰かに愛されるためには、今の自分のままではダメだ」という思い込みから、必要以上に相手に尽くしすぎたり合わせすぎてしまいがちなのです。
ではなぜそうなってしまうのか、その原因をお伝えしていきます。
等身大のまま愛される「自分軸な私」を手に入れる方法 まとめ
まず、自己肯定感が低いと「自分には何もできない」「自分の価値観を信頼できない」といった考えが生まれ、自己信頼感、つまり“自分を信じて行動するエネルギー”を奪ってしまう状態を作り出します。
その結果、恋愛をするとこのような思考が働きます。
- 彼に好かれる自分になりたくて、嫌われないように言いたいことを我慢する。
- 自分の気持ちより相手の顔色を見てしまい、好かれることが全ての基準になる。
- 「相手が喜ぶことをしたら好きでいてもらえる」と思い込み”相手の気持ち”という見返りを求めて行動してしまう。
- 相手から愛されることによって自分に自信が持てるようになり、安心感を感じる。
これらはすべて、あなた自身が「他人軸」になっている証拠です。
「自分以外の誰かに認められ、愛されること」によって、自分の価値を計ろうとしたり、心の隙間を埋めてもらおうとする感情が、こうした言動を引き起こしています。
他人軸な人は、無意識のうちに自分の感情を心の内に押し込んで『相手中心の生活』をしていることが多いです。
自分ではない、他人の意識や言動ばかり気にして生活をすることは、他人の人生を歩んでいるのと同じ と言っても過言ではありません。
また、相手の言動によって感情が一喜一憂し、必要以上に疲れてしまいます。結果的に、その積み重ねがさらに自分の自信を失わせ、あなた自身が本来持つ輝きも失ってしまうことにもなりかねません。
輝きのない人は、他人が見ても魅力的に映りませんし、初めは大好きでいてくれた彼も、次第にあなたと一緒にいることが重く、辛いと感じるようになるでしょう。その結果上手くいかなくなり、浮気の原因になることもあります。
他人軸なあなたでも「自分軸」になれる方法
他人軸になっている時というのは、“意識が常に外(相手)に向いている状態” です。
逆に「自分軸を手に入れる」というのは、その意識を内(自分)に向けて、本来の自分を取り戻すこと。
そのためには、誰かに喜ばせてもらったり幸せにしてもらわなくても、自分で自分の心を満たし、笑顔になれるよう、あなた自身が自分自身を一番に認めて受け入れ、愛してあげることが大事。
いきなりそんなことを言われても、ずっと他人軸で過ごしてきた人にとってはどうすればいいかわからないかもしれません。しかし、そんなあなたでも楽しみながら自分軸になれるシンプルな方法があります。
それは「今までの自分なら選ばなかった・やらなかったことを選択してみる」ということです。
例えば…
- 相手の顔色を見て答えを合わせたりせず自分の意見を伝えてみる
- 相手都合で自分の予定を決めたりせず、自分のしたいことをする
- マッチングアプリで普段OK しないタイプの人とデートしてみる
- 今まで自分では選ばなかった洋服やヘアスタイルに挑戦してみる
- 苦手だと思っていた趣味や運動などを、友達と一緒に始めてみる
これらは全て「自分で決める」ということがキーになっています。日常からこうした感覚を身につけることで、徐々に意識が「自分」に向いていきます。
その過程で、新たな発見や感情を味わうことにより、「自分の気持ち」で動くことに対してポジティブな意識が働き、自分の考えにも自信がついて次第に心地よくなっていくでしょう。
この感覚こそが、自分自身を愛せるようになるために必要なこと。自然と「新たな自分」を実感でき、あなたの魅力が最大限に開花している状態です。
彼がいてもいなくても、私の人生に変わりはない!
どんなに素敵なパートナーがいても、理想の男性に出会うことができても、結局自分を幸せで満たすことができるのは「あなた自身しかいない」ということを忘れないでください。
自分を大切にし、心を豊かにしてあげることで、あなたが持ち合わせている魅力を全開に引き出し、本来の自分を100%取り戻すことができます。
そうなった時こそ、パートナーからも愛され続けるようになるでしょう。また新しい出会いを探している場合でも、自分軸のある人同士が惹き寄せ合うので、素敵な出会いに自然と繋がっていきます。
これこそが、等身大のまま愛される「自分軸な私」のメカニズムなんです。
「自分軸」を手に入れられれば、恋愛に頑張りすぎたり、相手に合わせ過ぎていたとしても、すぐにその状況に気づき、「これでは上手くいくはずがない」と軌道修正することができるはずです。
等身大のまま愛される「自分軸な私」を手に入れる方法 まとめ
- 「頑張らないと愛されない」という思い込みは自己肯定感の低さが原因で、他人軸の要因である
- 自分軸になるための基本は、自己肯定感を上げる=自分を認めて愛すること
- 自分軸のキーとなる「自分で決める」ことを習慣づけ、感覚を味わう
以上、等身大のまま愛される「自分軸な私」を手に入れる方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
どんなに大好きで素敵な彼だったとしても、あなた自身が自分を抑えて無理をしないと一緒にいられない相手とは、長く続かないもの。
自分がどこまで相手に合わせるかの境界線を最初に引いておくことが大事で、その一線を越えてしまった時は、きちんと相手にNOを言う勇気を持ってください。
だからこそ「自分軸な私」でいることが、とても大切なんです。
自分らしさをなくしてまで相手に尽くし、愛してもらったとしても、等身大のまま愛されたとは言えないからです。
恋愛において不安や焦りを感じやすいあなたにとって、いちばん大切なこと。それは、あなたが「頑張らなくても愛される存在」なのだと自分を信じることです。
ぜひ、「自分軸な私」を手に入れる方法を普段から意識し、実践してみてくださいね!
その効果を実感できるときが必ず訪れますよ。
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この記事を書いた人
婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」でアーチャー(婚活サポーター)として活動するとともに、自愛マインド養成講座「ワタ恋ゼミ」を開講。離婚やアラフォー婚活、「拗らせ」「ダメ恋愛」を乗り越えた自分自身の経験を活かし、恋愛・婚活コラムを発信中。
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