せっかく出会って結ばれるのであれば、妥協をせずに”運命の人”と呼べるような相手と、幸せな将来を共に過ごしたいですよね。
占い師として活動している筆者は、日頃様々な方を鑑定していると、「絶対に運命の相手だと思ったのに、別れてしまった」「もうこの先、運命の人とは一生出会えないのかも」などという相談をいただくことがあります。
しかし、運命の人はたった1人ではなく、実は2人、あるいはそれ以上いる可能性もあるのです。今回は、それぞれの運命の人が持つ“役割”について解説していきます。
運命の人と結ばれるまでの道のりは、そう簡単ではない
前回の記事では、運命の人である「ツインレイ」「トリプルレイ」の特徴について紹介しました。
しかし実は、運命の人と結ばれるためには、さまざまな試練がつきもの。何事もなく結ばれて過ごせることは、ほとんどないと考えられています。
具体的に言うなら、そのような人といきなり結ばれて結婚するということは難しく、多くの人がさまざまな人との出会い、お付き合い、別れを繰り返して、最終的に運命の相手と一緒になります。
その過程を導いてくれる人こそ、「1人目の運命の人」なのです。
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全ての恋があなたを幸せに導いている
運命の相手であっても、必ずしも結ばれるとは限りません。
そして最初にお伝えした通り、運命の相手は1人ではない可能性もあります。1人目の運命の人との出会い、そして別れを経て、2人目の運命の人と結ばれることがあるのです。
「運命の人なのに結ばれないんですか?」
このような疑問を持たれたかもしれませんが、1人目の運命の人の役割は「愛することを知り、別れる辛さを知ること」です。
皆さんも、過去に経験してきたことなのではないでしょうか。
例えば、学生時代にも読者の皆様はさまざまな恋をしてきたかと思います。
しかし、それは教えてもらったものではなく、自ら体験してきたことですよね。「好きってどういうこと?」「愛って何?」といったことは自らの体験を通してでしか身に付きません。
たくさんの学びもあったことでしょう。しかし、それは学校などで教えてもらったものではなく、経験を通して得たことですよね。「好きってどういうこと?」「愛って何?」といったことは、自らの体験を通してでしか身に付きません。
つまり、別れは幸せな恋をするために必要な経験になるのです。
甘さを知りたければ苦さを知る必要があり、嬉しさを感じるためには悲しさを感じる必要がある。
あなたも、過去に別れる絶望を知っているからこそ、結ばれた時の幸せを心から感じられるのです。
程度の大きさは人によって異なるかもしれませんが、この経験をさせてくれた相手というのは、あなたを大きく幸せへと送り出してくれた相手に間違いありません。
別れてしまっても、あなたを導いてくれる大切な”運命の人”なのです。
もしかしたら、別れたあの人もあなたが幸せになるための一部。運命の人だったのかもしれません。
あなたが結ばれる”運命の人”の特徴とは?
では、最終的に結ばれる運命の人とは、どんな人なのでしょうか。
もしあなたが、過去に別れを経験し、その後も多くの人と出会っていく中で「この人こそ運命の人かも…?」と感じたのなら、確認してほしいことがあります。
それは「将来にわたって、永遠の愛を築く」ことができそうな関係かどうか。
これは、結ばれる運命の人の役割として多くの説で言われています。
例えば、自分の寂しさや欲求からくるお付き合いや結婚は、その場しのぎである可能性も高いため、永遠の愛とは遠い関係になってきてしまいます。
逆に、今後も一緒に生活をしたい、この人と子供を育てたい、人生を彩っていきたい…というように、将来のイメージが浮かぶような関係を築けているのであれば、その人こそ結ばれるべき運命の人である可能性が高いです。
苦しい恋愛を経験したのであれば、今後あなたが大切にしたい価値観や求めるパートナー像がはっきり見えてきていると思います。これは、1人目の運命の人が教えてくれた大切な経験。
つまり、ドキドキやワクワクに囚われすぎず、安心感を感じることができる相手です。
ただし、あくまでも2人の関係は、2人で築き上げるものだということを忘れないでください。
いくら運命だといっても、何もしないで幸せが舞い込んでくるのではなく、2人で一緒にその関係を築いていく。彼が、あなたを勝手に幸せにしてくれるということではないのです。
人によって、運命の人の数は違うの?
「占い師には1人って言われました!」「私は3人いるって言われたんですけど…」
このようなメッセージやコメントを多くいただきますが、「運命の人は、その人によって数は異なる」というのが答えになります。
過去を振り返り、お付き合いに結びつかなかった人、付き合って別れた人。
さまざまな相手を想像できるかもしれませんが、全てはあなたを幸せへと送り出すための経験をさせてくれた大切な人たちです。
後悔や憎しみが残ってしまう人もいるかもしれませんが、それさえも、前に進むための糧としてあなたの背中を押しています。
全ての恋があなたを幸せに導いている
「運命の人は2人いる」という説のように、あなたと出会い、1度結ばれた人というのは人生を彩る大切な存在の1人に間違いありません。それが辛く、苦しい恋だったとしても。
他にも「片想い」「復縁」「不倫」など、さまざまな恋があなたの感情を揺り動かしたでしょう。
それらに関わる人というのは、全て、あなたを幸せへ導く存在です。
「今の人は運命の人?」「私の運命の人は誰?」
不安になってしまう気持ちも痛いほど分かりますが、少しずつでも幸せな恋愛へと導かれていることに変わりありません。
運命の人と出会うために最も重要なことは、立ち止まらないこと。
別れは後退ではありません。立ち止まってしまうことが一番の後退です。
全ての出会い、別れに意味があるからこそ、その価値を見出して歩んでいきましょう。
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この記事を書いた人
恋愛専門占い師として毎月数百人の鑑定を行う。片想い、復縁、不倫など幅広い事例に対応。専属占い師としてのサポートでは、数多くの恋を実らせるなどコーチングとしての実績も多数。各種SNSのフォロワーを定期的に占っている。
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