看護師は婚活市場でも人気の職業ですが、実際に婚活をしている人の実感値は
「看護師って結婚しにくい」ではないでしょうか。
そんなときは、看護師であるご自身を上手くアピールしていきましょう。
このコラムでは、そんな看護師を取り巻く結婚事情について考えました。
看護師ならではの、結婚に向けて動くタイミングを見つける参考にしてみてください。
1.看護師は結婚できない・不人気は都市伝説!
目次
看護師は結婚しにくく、婚活の場でも不人気だという話を耳にしたことはないでしょうか。
結論から言うと、看護師は決して結婚しづらいわけではありません。
看護師という、命と向き合う現場の姿勢が
- 「気が強そう」
- 「結婚生活には向いていなさそう」
といったイメージを呼んでしまうことがあるかもしれません。
ですが、「看護師だからとイメージだけで相手を見るようなパートナー」をあえて選ぶ必要はないのです。
仕事のことまで含め、あなたを本当に理解してくれる人を探していきましょう。
勤務形態で男性に生活を合わせにくいケースがある
看護師の勤務形態は、シフト制であったり、夜勤が含まれていたりと不規則になりやすいです。
そのため、パートナーの生活リズムに、すべてを合わせるのが難しいのは事実でしょう。
しかし、看護師であり続ける以上、この働き方について男性からの理解は必須。結婚して子どもを持っても仕事を続けたいと考えているなら、なおさらです。
看護師だからと、最初から諦めるのではなく「看護師のあなたをそのまま受け止めてくれる」パートナーを探すという方向性に変えていきましょう。
5.看護師が幸せな結婚生活を築きやすい男性とは
では、看護師が結婚に向けて動くべきタイミングはいつ頃が良いのでしょうか。
今回は、参考になりやすいように以下2点に分けてお話していきます。
看護師のキャリアからタイミングを見つける
勤続年数からタイミングを考えてみる
迷っている人は、自分が納得できるタイミングを見つける参考にしてください。
看護師のキャリアからタイミングを見つける
まずは、看護師のキャリアからタイミングを考えてみましょう。
結論から言うと「キャリアアップしてから」が、1つの目安となります。
一定のスキルと経験があれば、産休や育休を経て復帰しても、その経験を伝えること以前と似た給与の就職先を見つけやすいためです。結婚や出産を機に短時間の勤務にしたいと、考える人もいるでしょう。
キャリアを形成した後なら、夜勤をしない勤務形態に切り替えても、そこまで大きく給料を下げずに済む可能性があります。
なので、仕事が一段落したらと考えているなら、キャリアアップを1つの目安にすることができるわけです。
勤続年数からタイミング考えてみる
勤続年数から考えると、ターニングポイントとなり、タイミングとして選びやすいのは「3年目」と「5年目以降」です。
看護学校は大きく分けて、3年制と4年制の2種類があります。
例えば、看護師が3年制の看護学校に進学するとしたら、看護師が30代までに歩む、キャリア形成の一例は以下の通りです。
年齢 | 勤続年数 | 働き方 |
21歳 | 0年 | まずは職場の雰囲気に慣れるところから |
24歳 | 3年目 | 新人看護師の教育カリキュラムが完了 リーダー業務やプリセプター経験をし 仕事に一通り慣れてくる |
26歳 | 5年目 | 後輩の指導・チームを束ねる人 または落ち着いて業務を安定して行える |
3年をターニングポイントにするのは、新人看護師の教育カリキュラムの期間がちょうど3年前後で組まれるケースが多いからです。3年が過ぎた頃には、一通りの経験をしているため、看護師になった当時よりも余裕がでてきます。
一段落したときに、恋愛や結婚のことを意識して時間の使い方を考え始めるケースがあるでしょう。
次に、5年目は後輩の指導や教育も落ち着き、頼りにされる時期です。しかし、仕事に慣れたことでマンネリを起こしやすい時期でもあります。ふと、落ち着いたときに振り返って懐かしくなる反面、後輩がバリバリ働く姿を見て寂しい気持ちを抱えてしまうことも。
そんなとき「結婚」の言葉を耳にし、焦って動き出すということもあるでしょう。
こうした背景から、3年目と5年目というきっかけで、結婚を考えるという方法もあります。
3.看護師との結婚に向いている男性の職業ランキング
看護師の生活スタイルに合う男性とは、どのような人でしょうか?
結婚に際し、見極めるポイントは多数ありますが、以下の2点を考えてみましょう。
生活のすれ違いを理解してくれる人
家事に協力してくれる人
上記2点は、判断基準として考えやすい項目です。
もう少し、詳しくお話するので参考にしてみてください。
生活のすれ違いを理解してくれる人
生活がすれ違いを理解してくれる人なら、夜勤など変則的なシフトであっても2人の時間を作りやすいです。
看護師の場合、シフト勤務と夜勤があるため、日勤帯のみしかない仕事と比べると生活時間が変わります。しかし、完全にすれ違いがない状態を作るのはそう簡単ではありません。
ですが、逆に考えてみるとどうでしょうか。
「夜勤明け」とパートナーとの休みが重なったとき、昼過ぎまで寝ていても、起きた時間からはゆっくりと2人の時間を過ごせます。夜勤に出かける前までなら、昼間のちょっとした時間を有効活用してお互いの時間を作れますね。
パートナーが生活のすれ違いを理解してくれているなら、看護師のシフトをマイナスに捉えるのではなく、良い点にも目を向けてみましょう。
そうすると、2人で過ごしやすいタイミングがいくつかあることに気付けるはずです。
家事に協力してくれる人
看護師として働きながら結婚を考えると、どうしても気になるのが家事の分担です。
そんなとき、男性が家事に協力してくれる人なら、手伝ってもらうという選択肢が増えます。女性だけが、家事をしなくてはならないという考え方ではなく、分担してお互いの負担を軽減するという方法も1つの手です。
実際、仕事だけに心血を注ぎ、家事や育児を女性に託さないと生活が回らない男性はいます。しかし、その逆で家事が好きで楽しみながら手伝ってくれる人いるはずです。
もし、家事に不安があるなら正直に話し合いをして、解決策を一緒に考えられる人ならより安心です。
このように、勤務形態が固定されていない看護師は、夫婦で家事や育児を助け合える男性のほうが結婚に向いていることもあるでしょう。
4.医者など同業者との結婚が合うかは価値観次第
職場恋愛という言葉は、今も昔も変わらず耳にすることがあるかと思います。勤務形態はもちろん仕事に対する理解も、一番あるのは同業者ともいえるでしょう。
しかし、一概に看護師にとって理想の結婚相手とは言いきれないのには、理由があります。
例えば、結婚相手が医療関係者であれば、仕事に対する理解が得られます。ときには愚痴を聞いてもらえるなど、説明を省いて自分の思いが吐露できるでしょう。
また、お互いに支え合いながら、仕事とプライベートが充実するケースもあります。
では、逆に家に帰っても仕事の雰囲気が抜けないのが苦手な人ならどうでしょうか。
仕事とプライベートを切り離し、自分の愚痴を言いにくい、相手の愚痴も聞きたくないなら合わないかもしれません。また、家はリラックスする場所、仕事の英気を養う場所にしたい人は同業者は合わないという判断をすることもできます。
このように、同業者であっても価値観次第でどちらにも転ぶわけです。
5.看護師が幸せな結婚生活を築きやすい男性とは
幸せな結婚生活を送ろうと考えたとき、出てきてしまうよくある2つの疑問の回答を考えてみましょう。
男性側の家事って重要?
子供は男性に任せられる?
どの回答も、答えは「お互いの話し合いの結果が大切」です。
看護師は日勤と夜勤がある勤務になるので、毎日家族のご飯を用意するのが大変です。作り置きなどを活用しても、旦那さんに炊事を依頼する場面は出てくるでしょう。
ですが、男性・女性関係なく、掃除洗濯を完璧にこなす必要はありません。子供のことも同じで、完璧にこなす必要はなく、分担して育てるという選択肢もあります。
大切なのは、お互いの状況がわかって不満なく円満に過ごせるように、話し合いをすることです。
2人で決めたルールで、幸せな家庭が築けているなら、家事が完璧でなくても嫌な気持ちなく過ごせるでしょう。
家事や子育ては女性がするものという、偏った考え方をする前に、お互いがどのような未来が良いのか話し合うのもまた、1つの良いコミュニケーションともなるでしょう。
まとめ
ご自身の看護師としてのキャリア、そして幸せな結婚の2つを同時に叶えるためにも、考えるポイントは多数ありました。
ですが、大切なのは「看護師だから、夜勤があるから」と考えることではないはずです。看護師であっても結婚して幸せな家庭を築いている人は多くいます。
お互いに職業も含めて理解し、支え合う関係ができるようにゆっくりと意気投合できる相手を見つけましょう。
このコラムを、あなたの新しい未来を考えるきっかけにしてみてくださいね。