あなたは交際中の彼氏に対して、不満を抱えてはいませんか?
付き合ったばかりの頃は毎日が新鮮で楽しいですが、落ち着いて相手の素顔が見えるようになると、不満に思うことも出てくるかもしれません。
でも、「彼に嫌われたくないから」「雰囲気を悪くしたくないから」などの理由で、本音を言い出せずに悩んでしまう女性は多くいます。
今回は、彼とケンカにならずに「不満をうまく伝えるコツ」についてお伝えします。
伝え方ひとつで愛され上手にもなれるので、二人の仲も深まるかも? ぜひ参考にしてくださいね!
不満をうまく伝えることは、パートナーシップにおいて重要なスキル
付き合うまでの時間は、お互いにとっての「プレゼン期間」。
お客様に商品を勧めるのと同じように、好きな相手を振り向かせるために全力で自己アピールしたり自分磨きをするなど、一生懸命に努力しますよね。
そして、いざ交際してプレゼン期間が終わると、お互い自然体に戻っていくので「こんなはずじゃなかった」「前は違ったのに」と感じることもあるはず。
そんな小さな違和感の積み重ねから、相手に対する “不満” が生まれます。
でもこれは交際期間に限ったことではありません。結婚して一緒に暮らしてみると、お互いの意見や価値観の違いから擦り合わせが必要な場面がたくさん出てきます。
ここで気持ちに蓋をして過ごしてしまうと、小さな不満が積み重なって膨れ上がり、いつか爆発してしまうので適度なガス抜きは必要です。
良好な関係を続けるためには、言いづらいことも相手にうまく伝えることが、パートナーシップにおいて重要なスキルとなるのです。
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「彼への不満」をケンカにならずにうまく伝える方法・まとめ
彼の言動によって傷ついたり、不安に感じるような出来事があった。それなのに「彼に嫌われたくない」「波風立てたくない」と本音を言えず、自分の中に溜め込んでいませんか?
人の忍耐には限界があって、限界に近づくにつれて心に余裕がなくなっていきます。言いたいことも言えない関係では素の自分を出せず、お互いに居心地が悪くなってしまうかもしれません。
本気で一緒にいたいと思う相手なら、結果を恐れずに自分の思いを正直に伝えることも愛情表現の一つ。そのときには少しの勇気がいるかもれませんが、結果的にお互いにとってベストな方向へ進んでいけますよ。
不満をうまく伝えるために一番大切なのは「信頼関係」をきちんと築くこと
彼に不満や言いづらいことをうまく伝えるために、一番大切なのは「お互いの信頼関係をきちんと築く」ということ。
本当は不満があるのにも関わらず伝える勇気がなく、「私が我慢すれば大丈夫」と自分に言い聞かせてはいませんか? それは心のどこかで、「彼に本音を伝えたら、引かれたり面倒くさいと思われてしまうかもしれない」という不安があるからです。
もしそうなら、まだあなたと彼は信頼関係が築けていないのかもしれません。
彼も関係を続けたいと思っていると「確信」することと、彼はあなたを大切にしてくれていると「信頼」すること。このふたつがそろって初めて、パートナーシップにおける「信頼関係」が成立するのです。
そこで、付き合い始めのうちに自分が「お付き合いする上でされたら嫌なこと」「してもらったら嬉しいこと」をきちんと相手に伝えましょう。
これはある意味、踏み絵のようなものです。あなたが何をしてほしくて、何をされたくないかを正直に伝えてください。その上で、彼がどんな行動に出るのかを見れば、本当に誠実な男性かどうかがわかります。ですから逃げずに向き合いましょうね。
ケンカにならずに不満をうまく伝える「3つのポイント」
二人の間に何らかの問題が起きて、お互いの心に不満が生じたとき。
女性は気持ちを察してほしいと願う一方で、男性は察することが苦手です。そのため言葉で伝えなければ「問題ない、大丈夫」と思い込んでしまうところがあります。
言いたいことを飲み込んでやり過ごすことは、その場しのぎにはなるかもしれませんが、不満を溜め込むと何かの拍子で爆発したときに止まらなくなってしまいます。
そうなると「あのときもそうだった」と過去の話まで蒸し返すことになり、言われた彼の方も反発を覚えるだけ。二人の溝を深めることにもなりかねません。
「伝える」ことは大切ですが、ケンカになるような伝え方はかえって逆効果。ケンカにならずに不満をうまく伝えるためには「わかりやすい言葉で、相手に伝わる話し方」をすることです。
そのためには、次の3つのポイントを押さえて話すようにしましょう。
- 感情的にならないよう、お互いがリラックスした状態の時に話をする。
- 自分がなぜ嫌な思いや悲しい気持ちになったのかを、客観的に説明する。
- 相手のことを、責めたり否定するような言葉は絶対に言わない。
相手に伝えるときは、自分の傷ついた気持ちを感情に任せて話すのではなく、「自分が“なぜ”そう感じたのか」を伝えたうえで、だから「◯◯しないでほしい」もしくは「◯◯してほしい」という風に、わかりやすく話すことを心がけてください。
例えば、彼の行動によって不安を感じたなら、「こういうことをされると、私はとても傷つくし不安を感じる。あなたのことを好きでずっと一緒にいたいから、直してくれたら嬉しい」というように、客観的に気持ちを整理して伝えましょう。
このときに、彼の考えや本質にダメ出しをしたり、一方的に押し付けがましく責めるような言葉を使うのはNGです。どんなに優しい彼だとしても、ダメ出しされていい気持ちはしません。
相手を否定するのではなく、まずは「行動を直してほしい」と、冷静にお願いするスタンスが大事です。
もしも彼があなたのことを大切に思ってくれているのなら、あなたの願いを真摯に受け止めて変わる努力をしてくれるはず。
逆にお願いされたことに対して反論したり聞く耳を持ってくれないようなら、あなたのことを大切にしてくれる相手ではないのかもしれません。
「彼への不満」をケンカにならずにうまく伝える方法・まとめ
- お互いの信頼関係をしっかりと築く
- 感情的にならず、リラックスした状態で話をする
- 自分がなぜ不満に感じたのか、客観的に説明する
- 相手を責めたり否定するようなことは言わない
どんなにお互い想い合っていても、一緒にいる期間が長くなれば不満は出てくるものです。
将来を見据えたお付き合いをするなら、二人が本音で話し合えるように信頼関係をしっかりと築きましょう。
好きな人とぶつかるのは少し怖いことでもありますが、大切なパートナーとの正しい向き合い方さえわかっていれば、その衝突によってお互いの理解と絆は深まっていきます。
まずは怖がらずに彼を信じて、優しく伝えてみましょう。
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この記事を書いた人
婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」でアーチャー(婚活サポーター)として活動するとともに、自愛マインド養成講座「ワタ恋ゼミ」を開講。離婚やアラフォー婚活、「拗らせ」「ダメ恋愛」を乗り越えた自分自身の経験を活かし、恋愛・婚活コラムを発信中。
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