「年下彼氏」という言葉の響きに憧れを抱いたことのある女性は、少なくないはず。年下男性との恋愛ストーリーを描いたドラマや漫画も多く、「自分にもこんな素敵な年下彼氏がいたらなあ…」なんて妄想してしまいますよね。
しかし現実では、年下彼氏との恋愛はどうなのでしょうか? 年下男性と付き合った経験のある女性たちの声を集めてみました。
【前編】では、「年下男性と付き合って良かったこと」を紹介しました。こちら【後編】では「年下彼氏と付き合ったものの、苦労したことや後悔したこと」を聞いてきました。年下男性との交際のリアルとは…!?
前編記事はこちら> まるで恋愛ドラマみたい!「年下彼氏と付き合って良かったこと」3選
年下彼氏と付き合って苦労したこと① まだ結婚願望がなかった
私はできるだけ早く結婚したいのですが、彼が25歳ということもあり、結婚願望はまだないようです。「何歳くらいで結婚しようと思ってる…?」と思い切って聞いてみたら、「30くらいかなあ!」と笑顔で言われました。
私は子どもも早く欲しいので、あと5年待つのはさすがに長すぎます。彼との今後をどうしようか悩んでいます。(31歳女性)
年の差があると、結婚や子どもについてなど、ライフステージのタイミングがずれてしまうのはあるあるです。出産のことを考えると、女性はどうしても年齢や時期にシビアになりがちなのに対して、まだ20代の男性の場合は、「いつか彼女と結婚したいし子どもも欲しいけど、何年後かでいいかな〜」と呑気に構えているタイプも多いです。
こればかりは伝えないとわからないことなので、勇気を出して彼に本音を話してみることが大事。
このような問題が起こるのは、付き合う前から予測がつくことではあるので、交際前に結婚に対する意思をきちんと話し合ってから年下男性と付き合うかどうかを決める…というのも重要かもしれません。
私が32歳で、彼は26歳。今まで同世代以上の男性としか付き合ったことがなく、年下彼氏は初めてですが、彼からのグイグイのアプローチに押し切られる形で付き合うことになりました。同い年や年上の男性にはない可愛さがあって、最初はすごく新鮮だったのですが…。
時々子供っぽすぎて疲れることがあります。話の内容が幼稚で、まるで学生と話しているような気分になることも。あとは彼が頼りないので、私がリードしなければいけません。デートの時も私がお店を探して予約したりしていますね。年上男性に慣れている女性には、年下彼氏はちょっと大変に感じるかもしれません。(32歳女性)
年下彼氏と付き合うと、女性の方が経験を重ねてきている分、どうしても相手が頼りなかったり、子どもっぽく感じることがあるかもしれません。自分がリードしたいお姉さんタイプであれば良いのですが、男性にエスコートしてほしい! というタイプの女性にはちょっぴりストレスになる可能性も…。
「なんでもやってもらえるんだ!」と思うと、男性は完全に彼女に甘えてしまいます。自分が年上だからといって何もかもリードする必要はないので、時にはあえて彼に頼ってみたり、デートの仕切りを頼んでみて、じっくり向き合うと良いでしょう。
また、よく耳にするのが「年下彼氏と付き合うと、毎回割り勘で奢ってもらえない」という不満。しかし彼女の方が年上だと、女性の方が年収が高いケースもありますし、20代のうちは経済的な余裕がない男性も多いです。同世代や年上の男性がしてくれたことを、年下彼氏にも同じように求めるのは少し酷かもしれませんね。
そもそも、年の差に関係なく「割り勘派」の男性は存在します。最初から割り勘派の相手に不満を抱いたところで、彼が変わる可能性は少ないので、奢ってくれない男性に納得いかないようであれば関係を継続するのは難しいでしょう。
年下彼氏と付き合って苦労したこと③ 周囲から反対された
10歳年下の彼氏がいたことがありますが、周囲からかなり反対されました。女友達にはヒモのような彼氏だと誤解されてとやかく言われたし、両方の親からも猛反対を喰らいました。お互いすごく好きで結婚も考えていたのですが、やはり親に賛同してもらえないのがネックになり、結果的に別れてしまいました。(35歳女性)
【前編記事】で、「年下彼氏と付き合うと、周囲から羨ましがられる」というエピソードを紹介しましたが、同時に周りから反対もされやすいのが年の差恋愛です。
交際だけであればまだ良いのですが、結婚となるとどうしても家族や友人などから心配されてしまうことがあるようです。
実際さまざまな壁はあるかもしれませんが、年の差婚をして幸せになっている夫婦は大勢いますよね。家族に理解してもらうには、不安の種を取り除くような説得をすること。二人の絆の強さが重要となるでしょう。
以上、前編・後編の2回にわたって、年下男性との交際で良かったことと、大変だったことをそれぞれ紹介しました。
「年下彼氏との恋」は、良いことも多い反面で、ジェネレーションギャップや年の差による価値観の違い、周囲の声など障壁も多いよう。
しかしどんな形の恋愛だとしても、長所は裏を返せば短所になり得ますし、その逆もまた然り。前編と後編のコラムを読み比べると分かるように、年齢のギャップは捉え方次第で、良いところにも悪いところにもなるのです。
ポジティブな気持ちで二人の関係を築き、年下彼氏ならではの魅力をたくさん見つけられるといいですね。
前編記事はこちら> まるで恋愛ドラマみたい!「年下彼氏と付き合って良かったこと」3選
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