X(Twitter)で恋愛系の発信をしていると、婚活中の女性からこのような質問をいただくことがあります。
「長い間婚活をしているのですが、なかなかいい人が見つからず疲れてしまいました」
「婚活で失敗しすぎて、結婚できる気がしません。婚活疲れを解消するためには?」
すぐに相手が見つかるだろうと思い婚活を始めてみるも、なかなか良縁に恵まれず婚活疲れを起こしてしまう女性が増えています。
今回は婚活疲れを起こしてしまう女性の特徴と、婚活疲れを解消するにはどうすればいいのか?など、婚活でお悩みの女性たちの疑問にお答えします。
婚活疲れを起こしてしまう女子の特徴は?
①自分に合わない方法で婚活している
婚活女子が疲れてしまう原因の1つとして、自分に合わない方法で婚活をしている可能性が挙げられます。たとえば、恋愛に奥手な女性がマッチングアプリで婚活をしようとしても、積極的に「イイネ!」ができなかったり、DMのやりとりをするだけでも疲れてしまったりすることがあります。
マッチングアプリは七転び八起きの精神を持つメンタル強者が成功しやすい傾向にあり、傷つきやすい女性にはあまり向きません。自分に合わない婚活を無理に続けるとストレスや不満が溜まってしまうことがあるのです。
②アプリでのイイネ集めなど、モテを目指してしまう
アプリで「イイネ!」をたくさんもらえると、自分がモテている気分になって自己肯定感が高まります。遊ぶだけの相手を探すのであればよいかもしれませんが、婚活でモテを追求するだけでは、実際のつながりや深い愛情を築くのは難しいかもしれません。
また、モテるために自分を変えようとすることは、本来の自分を見失ってしまう可能性があります。他人の期待に合わせようとしてモテを演出することで、結果的に婚活疲れを引き起こしてしまうのです。
③相手に対して減点方式で見てしまう
婚活で相手に対して減点方式で見ることは、過度な厳しさや完璧主義に陥る可能性が高まり、理想的なパートナーを見逃してしまうことがあります。また、一度マイナスポイントをつけてしまうとその部分ばかりが目立ってしまい、相手のいい部分を探そうとしなくなります。
完璧な人は存在しないことを受け入れて、柔軟性を持って相手の良い部分を見つける努力をすることがスムーズに婚活を進めるための秘訣です。
④相手の立場に立って物事を考えられない
気に入らない相手はすぐにブロックしてしまう、タイプじゃない相手とは会う前に断ってしまうなど、相手の気持ちを考えられない女性は婚活がなかなかうまくいかず、婚活疲れを起こすことがあります。
たとえ理想的な相手を見つけたとしても、相手の気持ちやペースを無視して急いで結婚に進めようとすると、失敗するリスクも高まるので注意が必要です。
⑤「こういう人は無理」と決めつけている
婚活で実際に会う前に「こういう人は無理」と決めつけることは、選択肢を自ら狭めてしまっています。合う・合わないかは実際にデートをしてみたり、話してみたりしないとわかりません。
タイプの違う相手でも実際に会ってみたら、結婚相手として理想的だった……というケースは婚活でよくある話です。自分の可能性を、自らの手で潰さないようにしましょう。
⑥仲人やアドバイザーの話を聞かない
結婚相談所に登録しているのに、婚活疲れを起こしてしまう人は仲人やアドバイザーの話を聞かないというパターンがほとんどです。婚活がうまくいくように必要なアドバイスをもらってもも耳を傾けない、自分の考えを曲げない女性は、婚活の経験値が上がらず自己流で婚活を続けていくことになります。
婚活アドバイザーは今までの失敗の経験から、違う方法で試してみることをアドバイスしてくれる存在です。今のままで婚活がうまくいかないのであれば、話を聞く姿勢を持ちましょう。
⑦結婚生活の具体的なイメージがない
結婚生活の具体的なイメージがない場合、婚活が難航することがあります。婚活をしている人は自身が描くライフプランを持っていて、そのうえで理想的な相手を探している人が多いからです。
そのため、結婚生活の具体的なイメージがない女性は「とにかく結婚がしたい」という感情だけに捕らわれてしまい、どんな男性に出会ってもピンとこないと感じてしまうことがあります。
⑧身長や年齢、年収などの数字にこだわりすぎる
理想の結婚相手を求めすぎて、身長や年収などの数字ばかり見てしまっていることはありませんか?数字にこだわりすぎていると相手の人となりや、自分が本当に一緒にいて落ち着く相手なのか……など、結婚において一番大切なことを見落としてしまうことになります。
数字はあくまでも一時的なもので、結婚後に変動することを覚えておくべきです。でないと、結婚後に数字が変わったことに失望して、夫婦関係が悪化する原因にもなります。
①一旦、休憩してみる
物事がうまくいかないときは、何をしてもうまくいかないものです。そのまま焦って婚活を続けていると、余計に行き詰まったり、選択肢を誤ってしまったりする恐れもあります。
そんなときは一旦、婚活をお休みして自分の好きなことを思いっきり楽しみましょう。自分の好きなことをして、ふと「結婚したいかも」と思ったときに、あらためて婚活を再開すればよいと思います。
②人生計画がある場合は優先する
「特にプランはないけれど、とりあえず結婚したい」と思っている人は、なかなかスムーズに婚活が進みません。筆者のまわりにもそういう女性はいましたが、結局、焦って結婚してうまくいかないケースが大半でした。
婚活がスムーズに進められる人は「何歳までに子どもがほしい」など、きちんと計画を立てています。年齢的な問題も含めて計画があるのなら、まずはそちらを優先するべきだといえます。
③結婚相手に求める優先順位を決める
婚活が行き詰まってしまう人は、結婚相手に何を求めているのかをハッキリとわかっていない傾向があるようです。ルックス、経済力、性格、相手の家柄、学歴などすべてを完璧に求めていると婚活は余計に難航してしまいます。
まずは、自分のなかで結婚相手に求める優先順位を決めましょう。ここだけは譲れないというポイントが必ずあると思うので、ほかのことはある程度、妥協することも必要です。
まとめ
厳しいことをいうと、そもそも「婚活すれば結婚できる」と考えるのは大きな間違いなのかもしれません。恋愛と違い、婚活市場では誰もが真剣に結婚相手を探しています。
真剣に探しているからこそ、相手を選りすぐるので簡単にいかないのは当然のこと。そんなときは「結婚相手は簡単に見つかるわけがない」と気楽に考えるだけで少しラクになるでしょう。
疲れたり、行き詰まったりしたときは、一旦休憩して自分の気持ちと向き合いながら、焦らずに自分のペースで婚活を進めてみてくださいね!
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この記事を書いた人
結婚相手を逆ナンで捕まえた元肉食女子。IT企業でOLをしながら、Twitterや女性向けメディアで彼と長続きするコツや美容情報を発信しています。令和時代の出会い方や、男性意見を取り入れた、リアルな恋愛記事が好評。掲載媒体はマイナビウーマン、週刊SPA!、AMなど多数。
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