マッチングアプリでの恋活や婚活が定番となった昨今、気軽に出会いやすくなった一方で、アプリ特有のお悩みも増えています。
例えば「マッチングアプリに登録したけど、 “いいね” をくれるのは、遊び目的の人や変わった人ばかり。“普通の男性”からは “いいね” がこない…」といったお悩み。
でも、これにはきちんとした理由があるんです。
そこで今回は、出会いの数はあるものの、いい人と出会えないのはなぜなのか、その理由と対処法についてお伝えします。
マッチングアプリで、いい人と出会えない3つの理由とは
目次
マッチングアプリで「いいね」はそこそこくるけれど、自分がいいと思える相手がまったくいない…。くるのは決まって、遊び目的の人、コミュニケーションに問題がある人やちょっと変わった人ばかり…というとき。考えられる理由はこの3つです。
1. マッチング後に、まともな相手を見極められていない
2.登録アプリのニーズと、あなたの目的が合っていない
3.理想が高くなりすぎている
これをひとつひとつ見直していけば「いいね」をくれる人のタイプも変わっていきますし、あなたが求める理想のお相手にも必ず出会えます。
ではさっそく解説していきます!
マッチングアプリでいい出会いがない理由3つ・まとめ
あなたはお相手探しをするとき、どんなことを重視していますか?
アプリではルックス、年齢、肩書き、年収などのステータスが一目でわかりますから、条件のいい人がいれば会ってみたいと思うのは当然のこと。
でも、その人が信頼できる相手なのかどうかは、プロフィールやたった2、3往復のメッセージのやり取りだけで判断するのは、すこし早すぎるかもしれません。
なぜなら、不誠実な人ほど定型文のようにできすぎたプロフィールだったり、年齢に釣り合わない年収、目を惹く完璧なルックスやハイセンスな写真でスペックを装っている可能性が高いから。
マッチングアプリ未経験の人や、恋愛初級者はアプリの出会いに理想を求めやすく、プロフィールを偽っている相手や、必要以上に自分をよく見せようとしている人を見抜けない傾向にあります。
アプリは幅広いタイプの相手に出会えるメリットがある一方、不特定多数の登録者がいるぶん、様々な目的を持った人が存在することを理解した上で、利用しなければなりません。
だからこそ、いい人と出会うためには「見極める力」を養う必要があります。
下記のような最低限のポイントをクリアしていれば、真剣に出会いを求めてる人である可能性は高いので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 礼儀正しい:敬語が使える、相手を配慮した質問や受けこたえができる
- すぐにLINEを聞いてこない:アプリ上でじっくりやりとりができる、LINEを強要しない
- すぐに会おうとしない:メッセージ10往復以上、信頼関係ができてから誘ってくる
- デートの日時はこちらに合わせてくれる:相手の都合にあわせてデート時間や場所を提案してくれる
2.登録アプリのニーズと、あなたの目的が合っていない
マッチングアプリは、目的が同じ者同士を引き合わせるためのツールですが、この「目的」こそが重要なポイントです。
世の中に溢れる恋愛系マッチングアプリを目的別に大きく分類すると、「婚活向き・恋活向き・遊び向き」があります。
複数のアプリ経験者ならどのアプリがどんな目的で利用され、ユーザー層も把握していると思いますが、未経験の人は、スマホの広告や周囲の勧めでよくわからないまま始める方もいるでしょう。
その場合、登録したアプリが自分の目的や求める相手のユーザー層とマッチしていないことがあります。
「出会う人がチャラ男ばかりだと思ったら、遊び向きのアプリだった…」なんていうことも。
また、アプリによってはユーザー層も異なります。20代が中心の恋活アプリもあれば30代以上が多い婚活アプリもありますし、男女比率もさまざまです。
最近ではルックス重視のものや年齢制限があるもの、高年収のハイスペックユーザー限定の審査制アプリや、面談登録でお相手探しをサポートする紹介型アプリなど、目的に応じたさまざまな種類のアプリが増えています。
審査制や面談制度のあるアプリのメリットは、確実性と安全性が保証されていること。そのぶん安心して恋活や婚活することができます。
自分の目的に合ったアプリを選んで利用すれば、不本意な出会いによって傷ついたり悲しむこともなく、最短ルートで「理想の相手」に繋がることができます。
あなたも、目的に合ったアプリ選びができているか再確認してみましょう。
3.理想が高くなりすぎている
人間関係は合わせ鏡という言葉がありますが、これは男女関係においても同じことがいえます。男女が付き合うとき、ふたりの恋愛レベルは基本的に同じだと考えてよいでしょう。
マッチングアプリの場合も例外でなく、アプリでうまくいく相手は、恋愛偏差値が同じレベルの人。
逆を言えば、マッチングしない相手や、マッチングはしたもののうまくいかない相手は、そもそも自分と合わないことを示します。
アプリでは、ルックスや経歴、年収などが可視化されています。それらを見ていくうちにどんどん理想が高くなり、「もっとスペックが高い人と出会えるかもしれない」という希望を抱いてしまうこともあるかもしれません。
たしかにアプリは、日常では接点のないハイスペックな男性とも出会えるので、そんな相手を選びたくなる気持ちはわかります。
でも、そんな男性を周りの女性たちは放っておかないし、男性はその中で自分と釣り合う相手を選びます。
ですから、自分の思いどおりの相手とマッチングしないという場合は、あなたの理想が高くなりすぎているのかもしれません。
少し厳しい言い方をしましたが、アプリの恋愛では特に「相手に求めるなら、それと同等の代価が必要」といった、等価交換の原理が働いています。でもだからこそ、対等に渡り合えて尊重し合える関係を築くことができるとも言えます。
「それでもどうしても私はハイスペック男性がいい!」と思うのであれば、改めて自問自答してほしいことがあります。
それは、あなたの理想をすべて叶えるような完璧な男性が、今現在の自分自身と完全に釣り合っている、と自信を持って言えるかどうかということ。
世の中の女性がみな憧れるような条件の男性を望むなら「容姿を整える」「性格美人になる」「会話上手になる」「料理の腕を上げる」など、自分の中にある価値を上げることで等価交換は成立します。
このように努力して自分を徹底的に磨けば、そんなあなたに魅力を感じてアプローチしてくれる人は必ず現れます。
ぜひ自分自身のためにもレベルアップしていきましょう。
マッチングアプリでいい出会いがない理由3つ・まとめ
- マッチング後に、まともな相手を見極められていない
- 登録アプリのニーズと、あなたの目的が合っていない
- 理想が高くなりすぎている
いかがでしたか?
マッチングアプリの中にも、真剣に出会いを求めている男性はたくさんいます。
ただ、あなた自身が相手を見極められていなかったり、自分の目的や相手選びの基準に軸がないと、本当にあなたと合う男性が現れたときに見逃してしまうかもしれません。
だからこそ、目を向けるべき相手は、あなたと釣り合う誠実で心優しい男性です。
いろんな人と出会いながら恋愛力を養いつつ、「この人だ!」と思える本命のお相手を見つけてくださいね。
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この記事を書いた人
婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」でアーチャー(婚活サポーター)として活動するとともに、自愛マインド養成講座「ワタ恋ゼミ」を開講。離婚やアラフォー婚活、「拗らせ」「ダメ恋愛」を乗り越えた自分自身の経験を活かし、恋愛・婚活コラムを発信中。
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