婚活女性の “結婚相手に求める条件” の中でも、トップに入るのが「学歴」。
特に高学歴の女性は、同じかそれ以上の相手を求める傾向にあります。
これは、女性が結婚相手に経済力を求めることが大きい点や、自分より学歴が下だと話や価値観が合わないという考えが関係しているからです。
でも果たして本当に、学歴は重要なのでしょうか?
そこで今回は、結婚相手の学歴を重視するメリット・デメリットの説明と、学歴よりも重視すべきお相手選びのポイントをお伝えします!
高学歴男性と結婚するメリット
それではまず、高学歴男性と結婚するメリットにはどのようなものがあるのか、主な3つのメリットについてお伝えします。
1.高収入または安定した収入の人が多い
高学歴であれば、一流企業に就職する確率も高くなり年収にも直結するので、高収入や安定した収入を期待できるため、『高学歴=高収入』としてメリットに感じやすいのです。
結婚生活には豊かでゆとりのある暮らしを望んだり、将来のための蓄えも考えるため、結婚相手には高収入や安定を求める傾向にあります。
ただし、高学歴男性が必ずしも高収入というわけではありません。年収を重視する女性の場合、収入が低いとわかれば途端に結婚相手の候補から外してしまうこともあります。
収入の安定を求める女性にとってメリットがあるのは、『高学歴』『高収入』の2つの条件を満たした男性ということになります。
2.知性の豊かさに魅力を感じる
学びが得意な高学歴男性は、知性豊かで頼りになりそうなところが魅力です。
論理的な考え方ができたり頭の回転が速かったりと、日常生活でも心強さを感じることも多く、話していて惹かれる人も多いはず。
また、近年では大学へ進学する女性が増え、学歴が婚活で重要視されるようになり、高学歴女性は特に大卒以上の男性を必須条件に挙げる傾向があります。
学歴の近い人は同じようなバックグラウンドだったり思考も似ていて共有し合えるので、親近感を抱きやすいのです。
3.家族に結婚を認めてもらいやすい
高学歴男性は世間的にも評価されるので、家族にも紹介しやすいです。
特に女性側も高学歴だと、親世代は相手にも同じかそれ以上の学歴を求めるケースは少なくありません。
「高学歴=将来性あり」と見て、「安心して娘を任せられる」との印象を持てるので、結婚するとなった場合でも受け入れられやすいです。
もちろん、全ての親が高学歴でないと結婚を認めないわけではありませんが、自分の両親が学歴重視の場合は、関係を認めてもらえる確率が高くなります。
続いて、高学歴男性と結婚するデメリットについてお伝えします。
必ずしもすべての高学歴男性に当てはまるわけではありませんが、参考にしてみてくださいね!
1.プライドが高い人もいる
高学歴の人全員に当てはまるわけではありませんが、その自信がプライドの高さにつながっているお相手の場合、負担を感じることもあるでしょう。
高学歴男性の中には、子どもの頃から成績優秀で褒められることが多く、挫折をほとんど経験したことがない人もいます。その場合、これまでの人生で何度も失敗を経験した人に比べると、否定されることに慣れていません。
そのため、間違いを指摘されるとプライドが傷つき、反発する人もいます。
そのような男性とお付き合いすれば、相手のプライドを傷つけないように気を遣い、疲れてしまうでしょう。
あまりに人を見下すような言動が見られるお相手の場合は、結婚を考え直してもいいかもしれません。
2.話が硬く、理屈っぽいところがある
高学歴男性は、理屈っぽい人が多い傾向にあります。そのため、話が難しすぎて理解できないといったこともあるかもしれません。
たとえば彼との会話に出てくる単語がわからず「どういう意味?」と思っても、話の腰を折らないようにそのまま知ったかぶりをすることはありませんか?
相手を気遣った結果かもしれませんが、話を理解できないままではお互いに会話を楽しめません。
また、意見が対立したときには理詰めをされてうんざりさせられることもあるでしょう。ケンカのたびに言い負かされてしまうこともあるかもしれません。
そんなときでも、お相手の言い分に納得がいかないときには、諦めずに最後まであなたの話を聞いてもらうように説得してみることも心がけてみましょう。
3.女性慣れしてない可能性がある
これも全員に当てはまるわけではないですが、高学歴の男性は恋愛より勉強を重視してきた人も多く、交際経験がなかったり女性慣れしていないことも珍しくありません。
その結果、女性が望むようなエスコートや気遣いができず、スペックとしては合格点でも恋愛相手としては見れないといったこともあり得ます。
ただ一方で、女性慣れしていない男性に対して純粋さや初々しさを感じられる女性であれば、その点は問題ないかもしれません。
また、コミュニケーション能力が低い人もいるので、その場合は女性が男性をうまくアシストしないと関係も築けず、結婚にも発展しにくくなります。
エスコートや気遣いができなかったとしても相手を受け入れられるかは、事前に自分でもよく考えておくのがよいかもしれませんね。
結婚相手に、学歴よりも重視すべきポイントはここ!
学歴の高さは結婚を考える上で重要なポイントの1つかもしれません。
ですが、相手の学歴よりも結婚生活に影響がでやすいのは、実は「育った家庭環境」です。
どんなに高学歴でも育った環境が違いすぎると、自由に育てられた人と厳しく育てられた人では教育観が異なるので、子育ての方針で擦り合わせに苦労します。
また、一般常識や礼儀・マナーも、使った食器は自分で洗う、布団は畳む、洗濯する頻度など…各家庭で異なるため、些細なことでも日々の生活の中で衝突しやすくなります。
そういった意味で必ずしも「高学歴=教養高い」ではないことを認識しておきましょう。
家庭環境が違う相手と結婚する場合には、お互いの気持ちを考えることが大切。そして、自分の主張が正しいと押し付けるのではなく相手の気持ちを考えて、お互いに尊重し合い譲り合ったり妥協することもときには必要です。
また、結婚する前にあらかじめ相手の生活を聞いておくことも意識しましょう。家でどのように生活しているのか結婚前に知っておけば、トラブルは回避できますよ。
学歴の高さよりも、大切なことがあります。
いかがでしたか?
世間一般的には「学歴の高さ」を求めている人は多いですが、学歴の高さだけに囚われてしまうと結婚してからつらい思いをすることもあります。
結婚において大切なことは「相性や価値観」です。
結婚相手を選ぶ際には、価値観を共有できる相手なのか、一緒にいて落ち着けて家族で楽しい暮らしができるのか、といったことを意識しましょうね!
コチラの記事もチェック!
等身大のまま愛されたい!「他人軸」を卒業して「自分軸な私になる方法」とは
この記事を書いた人
婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」でアーチャー(婚活サポーター)として活動するとともに、自愛マインド養成講座「ワタ恋ゼミ」を開講。離婚やアラフォー婚活、「拗らせ」「ダメ恋愛」を乗り越えた自分自身の経験を活かし、恋愛・婚活コラムを発信中。
Instagram @chacommunicate