あなたは結婚相手にどんなことを望み、求めていますか?
様々あると思いますが、例えば胸がときめくような相手だけを求めていると、後になって「思っていた印象と違った」といったこともよくある話…。
そうならないためにもまずは「自分にとっての幸せな結婚・夫婦像」を、具体的に思い描くことから始めるのが大切です。
そこで今回は、“結婚してからもあなたが幸せでいられる男性選び” についてお伝えします!婚活中の女性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「結婚」がしたいのか、「恋」がしたいのか?
婚活サポートの仕事をしていてよく耳にするのが、出会った相手に対する「いい人だけど恋愛感情が持てない、ときめかない」といった言葉。
胸がときめく相手でなければ前向きになれない人は一定数いますし、恋愛の延長に結婚があるという考えについても理解はできます。
実際に私自身も、30代で離婚した後はそんな思いで再婚活していました。
でもそういう人は結局、結婚がしたいわけではなく「恋」がしたいのです。
考え方は人それぞれあると思いますが、実際には “恋愛” と “結婚” は別物 だと言えます。
なぜなら、結婚生活の中で幸せを感じる要素は、恋愛でのときめきやドキドキとは、ほぼ対極の関係にあるからなのです。
ですから当然、「この人と一緒にいて幸せだな」と感じるポイントも、結婚相手と恋人では違ってきます。
価値観は人それぞれとはいえ、幸せを感じられるパートナーの基準…つまり「幸せのバロメーター」は、結婚相手と恋人では大きく異なります。
結婚相手に対する「幸せのバロメーター」とは?
私が考える、結婚相手に対する「幸せのバロメーター」とは主に以下の4つ。全てを満たしている相手=結婚生活を共にして幸せを感じられる相手です。
① 安心感がある
② どんなことを言っても大丈夫
③ ありのままを受け入れてくれる
④ いつも自分の味方でいてくれる
これらを総じるとシンプルに「一緒にいて楽な人」。
一方で、恋愛における胸キュンなお相手は「ドキドキをくれる人」ですよね。瞳で恋するようなカッコ良さだったり、女性に対してスマートで頼りがいがあるような憧れの存在です。
そんな彼とならときめきは感じられると思いますが、ずっと一緒にいて寝食を共にするようになったらどうでしょう?
疲れて帰ったときにダラダラとしたかったり、「ごはん作って欲しいな」と思っても、相手に素の自分を見せたり素直に甘えることができない人もいるのではないでしょうか。
ドキドキというのは「これから起きることへの不安や期待感だったり、緊張したときに湧いてくる感情」です。非日常的な要素が強く、一定した安心感が得られないので、日常では若干のストレスとして感じることもあります。
そのため、日常においてドキドキと安心が同時に共存することはなく、安心感を得るために相手の顔色を伺った言動をしたり、自分自身を抑えがち。
自分がつらくて苦しいときに、何も考えずに寄りかかれて無条件に受け入れてくれる相手こそ「一緒にいて楽な人」であり、「あなたが幸せでいられる人」。私はそのように考えています。
結婚相手に対する「幸せのバロメーター」はイメージできましたか?
イメージできればあとは「あなたを幸せにする男性選び」の方法を身につけるだけです!
ここが一番大事なところなので、しっかりと見極めポイントをお伝えしていきますね。
「結婚して幸せになれる男性」4つの特徴とは?
実は、結婚して幸せになれる相手というのは、「え!この人が?」と感じる人であることがほとんど。
これこそが、結婚すべき相手を見極めるポイントです。
自分にとって「この人が…?」と感じる相手こそ、あなたが結婚してからも幸せになれる要素を持っていることが多いです。
⚫︎ 見逃さないで!「結婚相手として選ぶべき男性」特徴4つ
- 「もし嫌われたとしても仕方ない」と思える
- 気を遣わず、「親友」のように話ができる
- 頼りすぎたりせずに、対等な関係でいられる
- 物足りなさを感じることがあったり、性欲を激しくは刺激されない
特徴だけで見たら恋愛観にはほど遠く、 “男友達” のイメージに近いため、普段から「この人は違う」とスルーしがち。ですがその相手こそ「あなたを幸せにする男性」である確率が高いのです。
もちろん、幸せを何に感じるかは人それぞれ。しかし今まで、このような条件に当てはまる男性を素通りしてきた…という人には、一度視野に入れて考えてみることを私は強くお勧めしています。
結婚は「恋」ではなく、「愛」。
すでにお伝えしたとおり、「恋の幸せ(ドキドキ)」と「結婚の幸せ(安心感)」は対極にあります。
安心感は、自分がつらいときに助けとなってくれたり、自己犠牲となるようなことも “当たり前” にしてくれた相手に対して自然と抱く感情です。そして、それこそが相手の示す “愛情表現” でもあります。
だからこそ、幸せな結婚におけるバロメーターの軸は「安心感」であり、そこにあるのは恋ではなく「愛」なんです。
もし今、お相手探しでうまくいかずに婚活迷子の状態でいるなら、婚活における「8つの質問」を自分自身にしてみてください。
明確にイメージして、その答えを紙やノートに書き出して眺めてみます。俯瞰して見ることで、自分の課題点が見えてきますよ!
⚫︎ 婚活における「8つの質問」
1.なぜ「結婚したい」と思うのか
2.どんな結婚生活を送りたいか
3.いつもどんな観点でお相手選びをしているか(上位3つ)
4.なぜその相手を望んでいるのか(それぞれに対する理由)
5.その相手との結婚生活で自己実現は可能?(夢やライフスタイル)
6.その相手と自分はどんな夫婦関係を築いていそう?
7.その相手を選んで一緒にいる自分は、周りからどう見えている?
8.結婚・夫婦関係における不安があれば、それは何か?
お相手選びで大事にすべき感情、感覚とは?
前述を踏まえ、お相手選びで最も大事なことは、“その人といる自分が一番好きか” ということ。
自分の感覚を信じられない人や自信のない人は、他人から見て「(スペックが)良く見える人」に意識がいって、「自分にとってどうなのか」を見落としがちです。
自分が幸せになれる相手はあなたにしかわかりませんし、自分自身の感情にフォーカスしていられる相手であることが大前提です。
自分を一番わかっていて大切にできるのは「自分自身」。どんなに好きな人から愛されていても、自分以上に自分を愛せる人はいません。
ありのままの自分でいられる人があなたにとって居心地のいい相手で、そんな人と一緒にいることで自分をもっと好きになれるのです。
だからこそ、どんなときでも自分の感情や感覚を一番大事にしてください。
それでも、どんな相手が良いのかわからなくなったあなたへ、「幸せになれる男性を選ぶための “セブンルール” 」を贈ります。ここから気づきを得てもらえたら嬉しいです。
この記事を書いた人
婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」でアーチャー(婚活サポーター)として活動するとともに、自愛マインド養成講座「ワタ恋ゼミ」を開講。離婚やアラフォー婚活、「拗らせ」「ダメ恋愛」を乗り越えた自分自身の経験を活かし、恋愛・婚活コラムを発信中。
Instagram @chacommunicate