ハイスペック男子、通称「ハイスペ男子」とは、高学歴、高収入などの好条件の男性のこと。婚活に励む女性なら誰しも1度はハイスペ男性との結婚を夢見るのではないでしょうか。
ひと昔前であれば、ハイスペックな男性と出会うためにはお見合いくらいしかありませんでした。しかし、最近はマッチングアプリでもハイスペ男子に出会えて結婚できるチャンスがあります。
今回は、そんな憧れのハイスペック男子との結婚を叶えた女性に、「マッチングアプリでハイスペ男子に出会うための術」をインタビューしました。
♥ハイスペ婚した女性のプロフィール
リカさん（33歳）
職業：IT企業勤務、恋愛アドバイザー
30歳の誕生日直前に付き合っていた彼氏に振られ、その後東カレデートで婚活を開始。約3ヶ月で起業家・投資家の夫に出会い、緊急事態宣言直前から結婚を前提に交際をスタート。交際1ヶ月で同棲を決め、交際5ヶ月、30歳で入籍。
──まずはじめに、リカさんが思うハイスぺック男子の定義はなんですか？
リカさん（以下敬称略）：ハイスペ＝高収入のイメージを持つ人も多いと思います。私が思うハイスペ男子の年収は30代男性なら1,500万円、40代男性は2,000万円を基準としています。
身長は175cm以上、清潔感があって話が面白い人。私はあまり学歴は気にしませんが、あえて学歴をいうなら、早慶上智明治青学、東大京大、医学部、海外大学あたりがハイスペといってよいのではないでしょうか。
──ハイスペック男子にはどのような特徴の人がいますか？
リカ：芸能人やスポーツ選手を除くと、ハイスペ男子は4つのタイプに分けられると思います。
1つは御曹司タイプ。自身の年収はそこまで高くありませんが、ゆくゆくは家業を継ぐつもりで、親の会社の経営企画室に勤務しているお坊ちゃま。
育ちが良く、親所有の高級マンションに住んでいたり、羽振りがよくエスコートが上手です。
2つ目は 成り上がり経営者タイプ。自分の力で一代で財を成してきた成功者です。もともと財力があったタイプではなく質素に暮らしてきた過去があるため、一度は派手に遊んでいることが多い。
話が面白く、常に新しいものにアンテナを張っていて頭も切れます。タイムマネジメントなどバランスを取るのが上手ですね。
3つ目は、エリートサラリーマンタイプ。外資金融、コンサル、IT系、商社に勤める海外志向が強い男性です。留学経験や親の影響で、語学が堪能でチャレンジ精神があります。
ちなみに、外資系勤務の男性はリストラのリスクを常に抱えているので切り替えが早く、先を考えるというよりも今を一生懸命生きていて白黒つけたがる人が多いと思います。
4つ目は士業、専門職タイプ。医師・開業歯科医、弁護士等など、安定志向で食いっぱぐれない職業の人たちです。昔から勉強熱心で真面目。
女慣れしておらず、モテ始めたのは20代後半からなので、ピュアで誠実さを持ち合わせています。
──リカさんはこれまでに多くのハイスペック男子と出会ってきたそうですが、どこで出会いがありましたか？
リカ：コロナ前は合コン、ハイスペな女友達からの紹介、企業の上場記念パーティーなどで知り合っていました。あとは異業種交流会やゴルフコンペにも行きましたね。コロナ禍に入ってからは、アプリ一択です。
1番の近道は、ハイスペ男子を知っている人と仲良くなることです。女友達は敵ではなく仲間と捉えて、良い人を紹介してもらいましょう。ハイスペ界隈が集まるホームパーティに呼んでもらうために、結婚したいことを公言しておくのもよいですね。
一度、そういうパーティーに入り込めれば、そこで知り合った男性に食事会などの場を設けてもらう機会が増えるので、どんどんハイスペの輪を広げられます。
他には、ハイスペ男子と結婚した女性の先輩にお願いしておくのもおすすめです。外資系狙いであれば、六本木界隈のバーでも出会いがあります。
ゴルフ、皇居ランニングクラブ、ワインスクール等、ハイスペが好みそうなスポーツや趣味の場に足を運ぶのもおすすめです。
──ハイスぺック男子と出会える、おすすめのマッチングアプリは？
リカ：ハイスペがいるのは今も昔も、東カレデート。バチェラーデートもよいですが、事前に顔がわからないのと、自分で選べないので運任せ、受け身になってしまいます。
マッチングアプリを使う際は自分好みの条件で検索することができ、また自分からアプローチできるものを選ぶことが大切です。
──リアルの出会いだけではなく、マッチングアプリも駆使した方がよい理由は何ですか？
リカ：リアルで出会えるのであれば、リアルで出会うのが1番です。人柄がわかるし、他の人との対人関係も見えるので安心です。また、恋愛に発展したときに人伝いでバックグラウンドをチェックできるのも安心材料になります。
たとえば、既婚者でないことをあらかじめチェックできるなどです。
しかしコロナ禍で出会いの場が減ってしまった今、ハイスペ男子含めて出会いの主戦場はアプリになっているので、活用しない手はないと思います。
マッチングアプリなら合コンやパーティーと違い、1対1でのやり取りになるので女友達と取り合いになることもありません。他の女性と比較されることもないので、本人に魅力さえあればチャンスも高まります。
──アプリでハイスペック男子と出会う場合、何に気を付けた方がよいですか？ 経歴詐称の人の見分け方はありますか？
リカ：マッチングアプリで1番怖いのは、経歴や職歴詐称ですよね。 今のご時世、ネット上に情報がないと怪しいので、まずは本名を聞き出してネットで調べるようにします。
大抵の人は実名でFacebookをやっているし、起業家であれば会社のHP等もあります。
それでも信用できなければ、思い切って名刺をもらうとか、会社名を聞き出してみるとよいでしょう。特に医師、弁護士は絶対に出てきますし、弁護士なら弁護士協会の名簿で検索することもできます。
学歴詐称の対策法は、もし自分が同じ大学ならば卒業生しか知らない話題を振ったり、サークル名を聞いてみるとよいでしょう。
本当に稼いでいるかどうかは、相手のクレジットカードのステータスを聞き出すのがおすすめです。カードはゴールド以上で、航空会社ならスーパーフライヤー等のステータスがあるか、ブラックならダイナースのプレミアム、アメックスプラチナ等はステータスが高いです。
カードの種類を聞くのは難しいと思うかもしれませんが、私は旅行の話からマイルの話を振り、ほぼ100％聞き出すことに成功しています。もし、そこでカードを持っていなくて現金派の人だった場合、カードが作れない可能性があるので信用できません。
また、外資系勤務の男性は同じ会社に勤めている友達を探してバックグラウンドをチェックします。もし遊び人であれば情報が知れ渡っていることもあるので、3人ほど辿れば大体、素性は分かります。
それくらいの情報網がないのであれば、ハイスペな男性をゲットするのは難しいと思いますね。
──マッチングアプリに潜む隠れ既婚者はどのように見抜けばよいですか？
リカ：既婚者は余裕もあり、奥さんとの関係が冷めきっていたりすると妙に優しいこともあるので、引っかかる女性も多いです。既婚者を見抜くには、彼の生活スタイルをチェックしてみましょう。
土日会えないとか連絡パターンがいつも出先とか、これはハイスペに限らず一般的な見極め方と同じですね。
ただ、ハイスペの既婚者の場合、家をいくつか持っている場合があるので注意が必要です。別宅に呼ばれて安心するのではなく、しっかりと生活パターンを把握するようにしましょう。彼の友達に紹介してもらうのもよいですね。
また、アプリによっては証明書機能もあるので活用するとよいでしょう。結婚前提でお付き合いするのであれば、お互いに独身証明書を提出しておくのも1つの方法です。
後編は「ハイスぺ男子との結婚を目指す女性の心構え」について詳しく解説していただきます。
後編はコチラ→ アプリでハイスぺック男子と出会ったら、何に気を付けるべき？ハイスぺ婚したOLに聞いてみた【後編】
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この記事を書いた人
結婚相手を逆ナンで捕まえた元肉食女子。IT企業でOLをしながら、Twitterや女性向けメディアで彼と長続きするコツや美容情報を発信しています。令和時代の出会い方や、男性意見を取り入れた、リアルな恋愛記事が好評。掲載媒体はマイナビウーマン、週刊SPA！、AMなど多数。
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