彼に好きになってもらおうと、いろんな場面で尽くしてしまうことってありますよね。
「彼の苦手なところを全部引き受けてあげたい」
「旅行やデートの予約は私がやってあげなくちゃ」
「嫌われたくないから、ちょっと不満だけど言わないようにしよう」
彼のことが本当に好きだからこそ、このように考えて行動してしまうことも多いでしょう。
しかし、これを繰り返してしまうと、少しずつすれ違いが生まれ、自分を苦しめる恋愛になってしまいます。
今回は「恋愛で尽くしてはいけない3つの理由」をお伝えします。あなたが楽しく自分らしい恋愛をするためには何が必要なのか、考えていきましょう。
尽くすだけでは愛され続けるのは不可能
目次
彼に尽くしていれば、短い期間であれば好印象は与えられるでしょう。
家庭的な女性をアピールするために家事を手伝ってあげたり、彼のやりたいことや好きなことに従って我慢をしたり。男性は良いイメージを抱くかもしれません。
しかし、これを行い続けたら愛されるというわけではありません。
これでは家政婦のように、役割として上下関係になっているだけで、恋愛関係にはなれていないのです。
あなたが自分の軸を持って、人と人として対等な関係で歩んでいくためにも、「恋愛で尽くしてはいけない3つの理由」を知っていただきたいです。
尽くす恋愛では幸せになれない理由・まとめ
彼に尽くしすぎた時、女性は自分自身を犠牲にしてしまいます。
例えば、本当は友達との予定があるのに断って彼に合わせたり、彼にもデート先を決めて欲しいのに言えずに自分で決めてしまったりなどがあります。
このように、心の奥底ではこうしてほしい、と思っても声に出せない場面があるでしょう。
これを繰り返していると、恋愛以外で自分の人生に大切なことを犠牲にしてしまうだけでなく、自分自身の心を無視していることになるため、いずれは苦しくなってしまいます。
その結果、表面的には彼とうまくいっているように見えるものの、心が満たされないので幸せを感じられず、「何か違う」と、理由もない不安を感じてしまうことになりかねません。
自分の「こうしたい」という心の声に嘘をつくことなく、自分の意見をしっかりと持って行動したり、彼にきちんと意思を伝えたりできるような、自分軸のある恋愛が望ましいのです。
尽くす恋愛では幸せになれない理由② 見返りを求めてしまう
尽くす心理の根本としては、「彼に好きになってもらいたいから」が強いです。
最初は自分が何か与えることによって、彼からも好意やお礼といった形で返ってくることが多いため、尽くせば尽くすほど愛されると思いこみやすいのです。
しかし、一度そのような考え方が定着してしまうと、依存が生まれ、愛されるという見返りを求めるようになります。
付き合いが長くなり、結婚して共にする時間が増えていく中で、以前と同じような見返りがない時、不平や不満が湧き上がってしまうでしょう。
それを防ぐために必要なのは、「あなたが彼にしてあげられる範囲を決めること」です。
心に余裕がないのに尽くしてしまうと、見返りを求めてしまうでしょう。
だからこそ、無理をして彼のために何もかもしてあげようとするのではなく、自分の時間や心の状態と相談し、彼に対してどこまでしてあげるかを決めてください。ゆとりのある範囲で彼に優しく接していれば、「私はここまでしてあげたのに、彼はしてくれない!」という不満を抱くことも避けられます。
尽くす恋愛では幸せになれない理由③ すれ違いが起きてしまう
あなたが尽くせば尽くすほど、あなた自身の気持ちの方が、彼の気持ちよりも重い状態になっていきます。
人は何かに対してお金や時間をかければかけるほど、「大切なものだから手放せない」と感じる傾向があります。彼に対して尽くせば尽くすほど、あなたは彼のことが大切で仕方なくなり、最終的には依存や執着のような状態になってしまうのです。
一方、男性の多くは恋愛に対して熱量は高まりにくいです。
そのすれ違いを感じてしまうと、少しずつ溝が広がっていき、「私がこんなに頑張っているのに、なんであなたはしてくれないの」という感情を抱いてしまうでしょう。
そのため、「恋愛は人生の一部であり、全てではない」と考えることが大切です。
仕事、趣味、友人など人生において幸せの要素は様々です。
彼に対して、時間やお金などをかけすぎているという人は要注意。恋愛上手の人を観察してみると、恋愛に執着しすぎないという傾向があります。
尽くす恋愛では幸せになれない理由・まとめ
- 自分を犠牲にしてしまう
- 見返りを求めてしまう
- すれ違いが起きてしまう
以上、「尽くす恋愛では幸せになれない理由」を3つご紹介しました。
彼氏を作るだけが目的なら、尽くして自分の魅力をアピールするのも一つの手かもしれません。
しかし、結婚をしてその後の生活を見据えた時、一方的に尽くす恋愛のままでは、本当の幸せは手に入れられない可能性があります。
彼を愛するのと同じように、自分を愛することも忘れないでください。
自分を愛し、心を満たした状態で初めて、相手に対しても愛を与えることができるのです。
まずは自分自身を「楽しい」「嬉しい」という感情で満たしてあげてください。
この記事を書いた人
恋愛専門占い師として毎月数百人の鑑定を行う。片想い、復縁、不倫など幅広い事例に対応。専属占い師としてのサポートでは、数多くの恋を実らせるなどコーチングとしての実績も多数。各種SNSのフォロワーを定期的に占っている。
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