突然ですが、筆者の友人には、非常~にモテる女友達が存在します。類は友を呼ぶ、で集まっているのならば嬉しいんですが、筆者自身はあいにく全くそんなことはなく……理由はただただ、仕事の関係上、筆者の友人に航空関係の仕事をしている女性が多いから。
そう、CA(キャビンアテンダント)や、グランドスタッフのOGには「モテ無双女子」が群生しているのです!
今回は、そんな彼女たちにインタビュー。「婚活で無双する、航空ガールズメソッド」を本音で教えていただきました。

手を尽くせ。プロに力を借りよ!
はっきり言うと、たとえ容姿に自信がなくても、女性というのはいろいろ手を尽くせばたいてい可愛くなれます。ダイエットして、似合うファッションとメイクを知ってください。
このときに、自分のセンスを過信しちゃだめなんです。航空業界の女の子たちは、そこで迷うことなくプロの手を借りるし自己投資します。情報感度が高くて行動力がある。美容医療の力を借りたり、イメージコンサルタントに体型分析をしてもらったり、歯をクリニックでホワイトニングしたりといった程度のことは、呼吸をするように取り入れています。
その程度で充分。それで自分史上最高になります。そしたらあとは、素直に心を開いて、いろんなところに顔を出してください。ごちゃごちゃ考える必要はありませんよ。(CA歴8年・大手航空会社勤務)
……本音で語っていただきました。現在30歳、スポーツ選手と結婚後バツイチとなり、現在は医師と交際中の方。非常に説得力があります。
プロの力を借りてバージョンアップ。なるほど、じつは一番手っ取りばやく、誰にでも取り入れられる手法かも!?
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私たちの職業病、それは『いったん相手の話を受け入れる態勢になる』こと。おしゃべり好きだし、プライベートでは結構ワガママだと自認していますが、それでもコミュニケーションスキルは高め。
紐解くと、相手の話をとりあえず、わりと真面目に聞いちゃうんですよ。
なんだろう、そこはやっぱり職業病でしょうか? いや、もともとそういう性格なのかもしれないけど、ケンカになるにしても、おしゃべり好きだからか、結局は相手の話をしっかりきいています。ついでになんとなく目もみてるし、リアクションも大きいかもしれません。
そうすると、やっぱり相手は安心するみたいだし、ワガママ言っても結局は向こうが折れるっていうのが多いんです。不思議ですよね。(グランドスタッフ歴5年・国内大手航空ハンドリング会社勤務)
なるほど、確かに……! 取材をしていても、彼女たちはイキイキしていて、ついついお話に引き込まれてしまいます。また、この時間を楽しもうというポジティブな雰囲気と、こちらに興味を持ってくれているというのが、なんとも取材を心地よく円滑にしてくれます。
これが彼女たちの周囲にいる男性の気持ちなのかもしれません……!
でも、最後はカッコいい。芯の強さはハートの強さ
私たちCAは、きっと派手にやってるんでしょ? っていう色メガネで見られがち。でも、CAだからって恋愛が順風満帆なはずもなく、むしろいろんな人が寄ってきて、傷つくことも多いんです。CAというステイタス目当ての人のたくさん寄ってきますしね。
惚れたほうが負けなんていいますけど、CAは情の濃い子が多く、最初は尽くされていたのにすっかりこちらが惚れ込んでしまい、ぞんざいに扱われちゃう、なんていうパターンもあるんです。
でもここぞというとき、自分を大切にしようと毅然と対応できる子が多いですね。ダテに厳しい仕事して、最前線で頑張っていませんから。社会的な常識もついてくるし、自己肯定感も高いので、ひどい扱いをされ続けてそれに甘んじることはほぼありません。(CA歴8年・外資系航空会社勤務)
芯の強さやメンタルの強さは、彼女たちが持つ魅力のひとつ。
CAってさぞかし恋愛上手で苦労知らずなんだろうな……と思っている方も多いかもしれませんが、どんな女性だって、当然、恋愛や婚活で思い通りにいかないこともたくさんあります。
しかし幸せになれないような相手に固執せず、自分を大切にできる強さが、最終的に婚活を勝ち抜く秘訣なのかも。
インタビューしたお三方それぞれが挙げたことは、皆さんを見ていると深く納得です。人一倍手をかけた清潔感のあるルックス、こちらを受け入れてもらえるという安心感、それでいてどこか凛とした性格に、男女関係なく惹かれるのは、容易に想像がつきます。
「恋愛強者の本音アドバイス」、どうか皆さんのヒントになりますように。
まずは肌と髪をプロの手に委ね、運動をして体を絞ろう……! そう決心させてくれた取材でした。小さな一歩、意外に大きな違いを生む気がしています。
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この記事を書いた人
Michiko Sano
作家。東京生まれ、早稲田大学卒。エアライングランドスタッフ、WEBディレクター、商社受付、専業主婦を経て文筆業に。講談社WEBメディア「ミモレ」、幻冬舎ゴールド・オンライン、ダイヤモンド・オンライン、東京カレンダーWEBほかで小説やコラムを多数執筆。著書は『天現寺ウォーズ』『知られざる空港のプロフェッショナル』港区で男子ふたりを子育て中。趣味は旅行とグルメ。
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