デート前、「もうちょっと可愛くなれたなら……」と自信をなくしそうになるときはありませんか? 一朝一夕では叶わないダイエットと違って、メイクなら即効魅力アップが可能! いつものメイクに、誰でもできるひと手間を足すだけで、印象が変わります。
今回は美容家の継田理恵が愛用するアイテムとともに、テクニックいらずの魅力アップメイク術をご紹介。取り入れやすいものから、ぜひ試してみてくださいね。
清潔感とツヤ感を両立!しっとりルースパウダーをON
男性は本能的に、健康的で清潔感のある女性を好みます。デートで彼との距離が近づいたときに、肌がべたべた、テカテカでは印象台無し。
メイクの仕上げにルースパウダーを使って、べたつきやテカリを抑えるのがよいですが、マットになりすぎてカサカサ肌に見えてしまう人も少なくありません。ツヤがない肌も健康的に見えないので、ルースパウダーでツヤを消してしまってはもったいない!
失敗しないのは、うるおいをキープしながらメイク崩れを防ぎ、清潔感とツヤ感を両立してくれるタイプのルースパウダー。筆者のおすすめは、ナチュラグラッセ『ルースパウダー シアーモイスト[限定品] ラベンダーピンク』です。
紫外線やブルーライトをカットして肌を保護しながら、ラベンダーとピンクの4種の偏光パールでくすみや毛穴を飛ばして、透明感と血色感のあるツヤ肌に。
さらにうるおい成分・アロエバターとスイゼンジノリ多糖体でコーディングされたパウダーにより、しっとり肌をキープしてくれます。乾燥肌でも秋冬でも安心です。
パフにパウダーをとってなじませ、やさしく押さえるようにつけ、滑らせるようになじませればツヤ感のある肌に! 小鼻などの細かい部分は、パフを折り曲げて丁寧になじませるときれいに仕上がります。
メイク直し用、日焼け止めとしても便利なので、デートのときも持ち歩いて。
濃い色のリップはチャレンジしにくい……という人も多いかもしれません。
でも実は、イギリスのマンチェスター大学の研究で、男性は目立たない色のリップよりも赤色のリップを好むことがわかっています。同研究では、男性は女性の目もとや髪と比べて、圧倒的に唇を見ている時間が長いことも判明。
オフィスやデイリー用に肌なじみのよいリップを持っているなら、デートのときはちょっと濃い色を足すのがおすすめ! 濃い色1本でメイクするのは抵抗がある方も、今トレンドのグラデーションリップにすることで、無理なく印象的なリップメイクを楽しめます。
やり方は簡単! いつもどおりに肌なじみのよいリップを塗ったあと、唇の中心部に濃いめのカラーをポンポンとのせるだけ。
そのままリップスティックをつけてもOKですが、濃い色に抵抗がある場合は指に取ってからポンポンして。いきなり濃くつかず、さりげなく色を足していくことができますよ。
リップ選びに悩む人は、to/one『カラーブロッサム』をチェック!
ボタニカルオイルを限界まで入れたリップで、唇のケアをしながら長時間美しい発色が持続します。デート中もカサカサにならず色落ちも気になりにくく、メイク直しが少なく済みます。カラーは10色と豊富にあるので、自分にぴったりのカラーが見つかるはず!
ハイライトで主役になれる!顔全体がフレッシュな印象に
「ハイライトは難しそうで使っていない」という人も、自分の写真で違いに気づくと手放せなくなるはず! ハイライトは顔を立体的に見せるとともに、肌悩みやコンプレックスを光で飛ばしてくれるメリットも。
自然光や照明を味方につけて、スポットライトが当たった主役になりましょう!
使いやすいのは、ブラシでやさしくなじませるパウダータイプのハイライト。クリープタイプやスティック状のものより、下のファンデーションが動く心配が少ないので扱いやすいです。
パウダータイプのハイライトの中でも、ラメ感が強いものは、頬にのせると毛穴が目立ちやすくなる場合があるので注意! 逆にラメ感が少ないものは上品に見えるのでデート向き。つけすぎてもギラギラしないので、初心者でも失敗知らずです。
筆者のお気に入りは、ナチュラグラッセの『ハイライトパウダー』。コメヌカやポリフェノールが豊富なアルペンローゼなどを用いて、水分と油分のバランスをとって崩れを防止してくれるのが魅力的。
4色ハイライトカラーが1つになっていて、再下段のカラーのみラメ感があります。4色すべてを付属のブラシにとって混ぜて使ってもOK! 一番濃くラメ感のあるカラーをアイシャドウのように使うなど、各色を部分ごとに使い分けるのもおすすめです。
筆者は、明るい2色を頬に三角状にON(目の下あたり)。ブラシを縦にしてパウダーをつけ、そのまま扇状に広げてなじませるイメージです。額の中心部にも入れると赤ちゃんのように丸いおでこに見え、見た目年齢がマイナスに。鼻先やあごにも小さく丸く入れると、立体感が出ますよ。
ラメ入りカラーはアイカラーや眉山の下に入れても可愛い! 1つでさまざまな役割を果たしてくれるハイライトなので、1つ持っておくと重宝します。
ペンタイプのシェーディングで小顔!鼻筋すっきり
コンプレックスをいとも簡単にカモフラージュしてくれるのが、ペンタイプのシェーディング。
おでこが広かったりエラが気になったり……小顔になりたいなら、「ここまでだったらいいな」という部分に点線を描くようにペンを入れていきます。あとは指やブラシでぼかすだけ。
パウダータイプのシェーディングよりも扱いやすいので、初心者の方にもおすすめです。
鼻筋や鼻翼にコンプレックスがあれば、同様に「ここまでだったらいいな」という部分にペンを入れてぼかします。鼻の横に二等辺三角形の影を作るイメージで、頬にかけては薄くなるようにぼかすのがコツ。
筆者が使いやすくてリピートしているのが、&be『コントゥアペン』です。なめらかなクレヨン芯と絶妙なダークカラーで、ぼかしやすく陰影が自由自在。不器用でも自然な仕上がりになります。セラミドなどの保湿成分、アラントインなどの肌荒れ防止成分入りもうれしい!
ハイライトとの相乗効果で立体的で華やかな顔立ちになるので、ぜひチャレンジしてみて。
デート前に即効印象アップできる、一足しメイク法を4つご紹介しました。ひとつでもプラスできれば魅力アップ! ぜひ試してくださいね。
この記事を書いた人
美容家/ライター。化粧品メーカーで営業職を経験後、美容家/ライターに転身。美的、VoCEなど美容誌WEB媒体での執筆経験多数。もともとアトピーとニキビで悩んだ経験から肌トラブルのレスキュー法や、テクニックいらずで印象アップできるメイクの提案が得意。
Instagram: @rie_tsugita