「自分には雲の上の存在だけど、あんな素敵な彼がいたらいいなぁ…」
容姿や人柄が抜群に優れていて、高い地位や経済力もあるような、自分が頑張って背伸びをしても手の届きそうにない相手。そんな「雲の上の存在」を好きになってしまったら、あなたはどうするでしょうか。
恋愛ドラマや映画では、そんなシチュエーションから2人の距離が近づき、ハッピーエンドを迎えるストーリーが描かれたりします。
そしてそんな出会いが自分にもいつか訪れるのでは…と、ほんの少し期待を抱いているする方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、いつも手の届かない相手に恋して叶わずにいるあなたに、幸せな恋愛・結婚を叶える法則「等価交換」についてお教えします。「理想が高い」と言われたことのある人は特に参考にしてくださいね。
「等価交換」って、そもそもなに?
あまり聞き慣れない「等価交換」という言葉。
等価交換とは、「同じ価値のあるものを交換し合う」という意味で、相手が差し出すものと同等の価値を持つものを代わりに差し出すことを言います。
これは誰もが無意識のうちに体験していることで、例えば日常生活で、食べたいものがあればお店にお金を支払って食べるのも、等価交換の一つ。
この「等価交換の原理」が、実は恋愛や婚活においても働いています。
理想が高いと言われる人に知ってほしい、幸せな恋愛や結婚を叶える「等価交換の法則」・まとめ
ここで「偏差値」について考えてみましょう。偏差値とはご存知のとおり、学力テストなど受けた集団の中で、自分がどれくらいの位置にいるか把握するための数値のこと。
この「自分が平均に対してどれくらいの位置にいるか把握する」という偏差値の考え方を、恋愛や婚活に取り入れると、これまでなかなかうまくいかなかった人でも成功するようになるのです。
例えば、偏差値60の受験生が、知名度のある偏差値70の名門校を志望したとします。恐らく先生や周囲からは「偏差値60や50の学校にした方がいい」と薦められるかもしれません。
偏差値50の学校なら、60の受験生は上位も目指せますし、偏差値60の学校だとしても、実力に合った環境でゆったりと学生生活を送ることができます。
一方で偏差値70の名門校を目指すとなると、不合格の確率もあり、仮に合格できても実力以上の環境で必死の努力をキープしなければなりません。プレッシャーからせっかくの学生生活を楽しめなくなることも考えられます。
とはいえ、目標を高く持って頑張ることは良いことですよね。そのぶん並々ならぬ努力と、それを維持するための持久力が必要ですが、実はこれもまた等価交換を行なっていることになります。
恋愛や婚活にも同じことが言えて、そこには目には見えない偏差値が存在しています。
そして同時に「等価交換の原理」が働いているんです。
理想が高すぎる?「好きな人に振り向いてもらえないのに、好きじゃない人から好かれる」現象のカラクリとは
恋愛における偏差値をイメージしやすくするために、例えばこのような基準で数値化したとします。
- 恋愛偏差値70:モデルのような容姿、コミュニケーション力が高く恋愛経験は豊富
- 恋愛偏差値60:整った容姿、コミュニケーション力があって恋愛経験は適度にあり
- 恋愛偏差値50:清潔感のある容姿、コミュニケーションがとれて恋愛経験は少なめ
恋愛偏差値70の人には様々な層からアプローチがくるので、自由に相手を選ぶことができますが、ほとんどの人が自分の恋愛偏差値に近い相手を選びます。
そして、恋愛偏差値50、60の人は無意識のうちに高い理想を求めて高嶺の花的存在にチャレンジする人が多く、一方で自分が追われる側になった時には、理想の相手と比較して慎重になる傾向があります。
これは人それぞれに、目には見えない恋愛偏差値によって、自然と等価交換を行なっているからなんです。
恋愛においての等価交換は、自分の価値(容姿、学歴、経済力など)に対して相手にも同じもの、もしくはそれ以上のものを求めます。
それぞれが自分と釣り合う相手や気に入った相手を選ぶので、等価交換に至らない相手からアプローチされた場合は、マッチングしない可能性が高いのです。
そのため、アンバランスなマッチングは基本的には起こりません。
これこそが恋愛のお悩みによくある「好きな人には好かれないのに、好きじゃない人には好かれる」という現象のカラクリなんですね。
もしそこでアンバランスなマッチングが成立した場合は、お相手に下心や営業など別の意図がある可能性もあるので、誠実な相手なのかを見極めることが大切です。
幸せな恋愛・結婚が「できる人」と「できない人」の分かれ道
仮に恋愛偏差値の高い相手と一緒になった場合、その差を埋め続ける努力が必要なので、お互いに埋め合えなかった時に別れの原因になることもあります。
だからこそ、高い理想を求めて背伸びしなければならない相手を選んで結ばれることが、必ずしも自分にとって幸せとは限らないのです。
一方で、等価交換の原理をよく理解して自分と近しい恋愛偏差値の相手を選べる人は、そのお相手と違和感なく自然体でいられて、心地よさを感じるはずです。
恋愛偏差値の高い相手だから幸せになれるのではなく、自分に合ったお相手を見つけて一緒になれる人こそ、幸せな恋愛・結婚を叶えることができます。
婚活や出会いを求め続ける中で、なかなか良いお相手が見つからなかったりマッチングしない場合は、自分の偏差値を高く見積もっている可能性が高いです。 つまり、「理想が高すぎる」状態となっているのです。
理想のお相手と出会って幸せな恋愛・結婚を叶えたかったら、まずは等価交換の原理を理解して、自分の偏差値をきちんと把握することから始めてみましょう!
その上で、自分の偏差値に近い相手を選ぶのか、自分磨きで自己成長を遂げて高い偏差値の相手を射止めるのかを決めて、お相手探しすることをオススメします。
理想が高いと言われる人に知ってほしい、幸せな恋愛や結婚を叶える「等価交換の法則」・まとめ
- 等価交換の原理を理解して、あなたに合った恋愛・婚活をしましょう
- 恋愛・婚活で成功するには、自分の恋愛偏差値を正しく知ることが大切
- 高い偏差値の相手をどうしても射止めたいなら、自分磨きで自己成長させましょう
いかがでしたか?
自分の理想を求めて出会いを広げても、「この人はピンとこない」「もっと良い人がいるかも」と言ってばかりで、目の前の人と向き合わずにいると、いつまで経っても良い相手とは出会えません。
一方で、良い相手と巡り会える人というのは自分自身と向き合い、よく理解した上で身の丈に合った相手を選びます。
そして行く先々での出会いを大切にし、お互いのバランスを見極めながら相手を決めるので、幸せな恋愛や結婚へ繋がっていきます。
自分の理想を叶えてくれる相手を探して努力するのは素晴らしいことですが、ただ単に「理想が高い」状態になっていないか、今一度立ち止まってみてください。
ぜひ一つひとつの出会いを大切にして、「等価交換の法則」であなただけの素敵なパートナーを見つけてくださいね。
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この記事を書いた人
婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」でアーチャー(婚活サポーター)として活動するとともに、自愛マインド養成講座「ワタ恋ゼミ」を開講。離婚やアラフォー婚活、「拗らせ」「ダメ恋愛」を乗り越えた自分自身の経験を活かし、恋愛・婚活コラムを発信中。
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