まだ付き合っていないけれど、気になる相手とデートをすることになった…! 誰もがドキドキするシチュエーションですよね。
付き合う前のデートをなんとかうまく成功させ、交際まで漕ぎ着けたいところ。
当記事では、付き合う前のデートを成功させるためのポイントを【前編】【後編】の2回にわけて紹介。
【前編】では、「付き合う前のデートでの、場所選びのポイント」をお伝えしました。
こちら【後編】では、誰もが気になる「付き合う前のデートでお会計をどうするべきなのか」を一緒に考えていきましょう。
付き合う前のデートで、お会計はどうする!?
男女間で何かと議論になりがちなのが、「デートでのお会計」問題。「男性が奢る派」「割り勘派」「奢りではないけれど男性が多めに払う派」など、様々な派閥があるようです。
デートのお会計に関する価値観は、世代によっても大きく異なると言われています。女性の社会進出による影響も大きいと思われますが、特に20代の女性は「フェアなのがいいので、割り勘派」が他の世代よりも多い印象。
2022年に実施された「デートにおける飲食代の支払いに関する価値観」に関するアンケート調査によると、交際前デートの支払いについて、20代女性の半数以上が「割り勘がいい」と答えています。
そして、世代ごとの差はあるとはいえ、全体を見ても「男性が全て奢る」派は意外と少ない結果でした。男女関係においてフェアな価値観を持つ人が多いようです。
(※調査は20~40代の独身男女227人が対象/株式会社ネクストレベルが運営するマッチングアプリ大学)
「交際前のデートの支払いはどうしたい?」女性に聞いたアンケート結果
「割り勘派」「相手が奢る派」それぞれの派閥において、女性はどんなことを考えているのでしょうか? 女性読者の意見を紹介します。
付き合う前のデートは奢られたい派「付き合う前のデートくらい、カッコつけて」(32歳・女性)
今は女性も稼いでいる人はたくさんいるので、男性だから奢るべき! という時代ではなくなったとは思います。それでもやっぱり本音を言えば、デートで男性からご馳走してもらえるのは嬉しいし、お姫様願望を満たされた気持ちになれるんです。
お会計をサッと済ませてくれると、“頼れる男性だな”というイメージも持てるので、ポイントが格段とアップするのは事実。付き合ってからも毎回ごちそうしてほしいとは言わないので、せめて付き合う前のデートくらい、カッコつけてほしいなって思ってしまいます。
付き合う前のデートは割り勘派「自分の食事代は、自分で払いたい」(27歳・女性)
私は、デートのお会計は割り勘派ですね。同年代の男性とデートすることが多いので、年収もそこまで変わらないですし、相手にばかり負担をかけるのも申し訳ないなあと…。相手に頼まれてデートしているわけではないですし、自分の食事代は自分で払うのが当然かな、という感覚です。私にもちゃんと働いて稼いでいるというプライドもあるので…。
私は将来結婚したら、仕事も家事も夫婦で完全に分担したい派。男女平等を主張するからには、お会計も半々なのがフェアだと思うんですよね。もちろん誕生日などはご馳走してもらえたら嬉しいですが、日常のデートではお互い負担にならないように割り勘でいい気がします。
派閥によって、主張が大きく分かれるようです。付き合う前のデートをなんとか成功させたい男性としては「結局どうするべきなんだ…」と頭を抱えるかもしれませんが、そこに正解はないのです。
しかし、奢る・奢らない問題以前に、デートの鍵を握る重要なポイントがあります。それは、お金に関するデート中の対応。
ここで、「付き合う前のデートで絶対にやってはいけないNG行為」を紹介します。
付き合う前のデートでやってはいけないこと① 財力を見せびらかす
男性が付き合う前のデートで女性にご馳走したいと思う場合、その理由は様々だと思います。
「デート代は男性が出すものだとそもそも思っているから」「自分の方が稼いでいるから」という人もいれば、「カッコいいところを見てほしいから」という人もいるでしょう。
気になる女性の前でカッコつけたいと思うのは当然のこと。それ自体は全く悪いことではありません。
しかしカッコつけたいからといって、財力を見せびらかすような言動は絶対にやめましょう。
「こんな凄い生活を送っているんだ」「こんな高級品を持っているんだ」などの自慢話は、女性からすると聞くのも不快。せっかく素敵なお店でご馳走したとしても、「高級店で女性に奢ることで、結局自分がお金持ちだと見せびらかしたいだけなのね…」と誤解され、逆効果になってしまいます。
また、割り勘の場合はさらに厄介です。「あんなにお金があるアピールをして、自慢話ばかり聞かせてきたのに、食事は奢ってくれないんだ…」と思われ、ケチなイメージを抱かれてしまう可能性があります。
付き合う前のデートでやってはいけないこと② 会計時に相手への気配りがない
冒頭で紹介した調査結果からも、割り勘派の女性は実は多いことがわかりましたが、いかなる場合でも、相手への最低限の配慮は必要です。
たとえば、自分の趣味で高級店を選んでおきながら割り勘にしたり、女性よりも多く食べたり飲んでおきながら半額支払わせるなどの行為は、相手への気配りに欠けています。
「今日は僕の趣味でこのお店に付き合ってもらったからご馳走させてほしい」「自分の方がたくさん飲んだから多めに払いたい」などと伝え、女性を気遣うようにしましょう。
奢る・奢らない以前に最も重要なのが、気遣いができるかどうか。女性は細かいところまで男性を見ていますよ。
付き合う前のデートでやってはいけないこと③ お会計がスマートではない
奢る・奢らないに関わらず、デートではスマートなお会計を心がけましょう。
例えばレシートを見ながらその場で細々としたお金の計算を始めたり、お店の人の前で女性に「○○円だけちょうだい!」とゴチャゴチャしたやり取りを交わしたり…。「割り勘かどうかよりも、スマートにお会計できるかどうかが何より大事」という女性は多いです。
こうしたやり取りを避けるためには、「ここは僕が出すから、食後のカフェは出してもらっていい?」というような提案も良いと思います。
デートの会計はもたつかずにサッと済ませたいですね。
以上、付き合う前のデートのお会計で気をつけたいことを紹介しました。
割り勘派だとしても、初デートや「今日こそ付き合う!」と決めたデートなど、ここぞという時にはちょっとカッコつけて、奢ってあげるのは素敵だと思います。
何より大切なのは、お金の問題ではなく、「相手を楽しませたり、喜ばせたいと思う気持ち」です。それがあれば、デートは成功し、付き合うところまで漕ぎ着けられますよ。
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