長年付き合った彼と、一緒にいて楽しいし価値観も似ているからと結婚したのに、「実際は違った」「以前と変わってしまった」という話はわりと多いです。
積み重なった価値観の違いからケンカが増えたり、気持ちもすれ違うようになって、離婚の原因になってしまうことも…。
大切なパートナーとの結婚生活、できることなら末長く幸せに過ごしたいですよね。
この記事では、結婚後のすれ違いから離婚してしまうことのないように、結婚前に確認しておくべき価値観と、相性を見極める方法をご紹介していきます。
結婚前だからこそ“価値観の違い”は見逃さないで。「4つの価値観」をチェック!
価値観は人それぞれなので、違って当たり前という心構えが必要です。
ただ、結婚する上で絶対に見逃してはいけない価値観の違いはあります。それは「食事」「セックス」「お金」「家族」に対する考え方。
これらの価値観にズレがあると、うまくいかなくなる原因になります。
結婚してから「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、事前に必ず確かめましょう!
「食事」に対する価値観
食事は日々のことなので、一緒にごはんを美味しく食べられるかは重要です。
食べ方に癖があったり、食べるペースや食の好みが合わなかったりするとせっかくの食事も楽しめませんし、毎日ともなれば苦痛になってしまいます。
また、食事を通してその人のバックグラウンドが見えて、マナーや家庭環境を知ることができます。
付き合う前には必ずきちんとした食事デートをオススメします!
「セックス」に対する価値観
セックスの問題は、離婚の要因としても多く、実はとても大事なポイントです。体の相性や性欲の強さによってレスや浮気の原因になるからです。
心と体は相互関係にあって、精神状態が体調に影響を与えるのと同じように、体の相性は心や性格の相性と直結しています。そのため体の相性が良ければ心が通じ合い、わかり合うことができるので、円満な夫婦生活に繋がりやすいのです。
「お金」に対する価値観
収入や貯蓄だけでなく、相手が「何にお金をかけているのか」ということも大切な確認ポイント。金銭感覚が合わないと、結婚後のふたりの生活水準にも大きく影響するので、夫婦間のトラブルにつながる可能性が高いです。
交際中から将来のライフプランや、結婚後の働き方(共働きなのか専業主婦なのか、など)に対する考えを確認しておくと良いと思います。
「家族」に対する価値観
家族や親戚との関わり方は、各家庭で異なるもの。家族仲や将来の同居有無などは、結婚後の家族間問題に発展しないよう、事前に把握が必要です。
また、子どもが欲しい・欲しくない…などの話は、結婚を考えている場合は、最初に確認しておくと良いでしょう。結婚してから話し合えばいいと考える人もいるかもしれませんが、子どもの問題によって離婚してしまうケースは非常に多いです。事前にお互いの考え方を確認しておきましょう。
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以上、結婚前に確認しておきたい「4つの価値観」を紹介しました。
ほかの価値観は違ったところがあっても、共有することで新たな発見や学びがあったり、お互いに尊重し合ってプラスになることも多いです。
少しでも合わないからとパートナーに相応しくないと決めてしまうのは早いです。その違いも前向きに捉え、コミュケーションを取りながら関係を深めていってくださいね!
価値観以外にもフィーリングの相性も重要なので、生涯のパートナー選びで大切な「相性を見極める方法」についてご紹介します!
1.相手に対する違和感を「許しているのか」「我慢しているのか」
彼の考え方や言動に合わない部分があっても、好きな人だからと多少の違いは見逃したり、理解しようと無理していませんか?
その場合、あなたの寛容さによる「許し」なのか、あるいは条件やスペックの良さから「我慢」をしていないか見分ける必要があります。
その違和感は、あなたが本心では拒絶しているのに無理して受け入れたことで起きているのかもしれませんので、よく確認する必要があります。
我慢を溜め込むと、いつか二人の関係に亀裂を生むリスクがありますので、違和感を感じているうちに本心がどちらなのか解決することをオススメします。
2.相手が自分の理想と違っていたときに、受け入れられるかどうか
あなたが理想とする結婚生活に今の彼がマッチするかは、あなたの将来を左右するほど重要なことです。
相手の条件や性格、行動パターンなどを結婚後の生活に当てはめてみて、自分がその状況に置かれたときに受け入れられるかどうかを考えてみましょう。
- 稼ぎはいいけれど、仕事が忙しくて残業も多い → 一緒に夕食をとれない日が続いても寂しくないか?
- 趣味が多かったり、お酒好きでよく飲みに行く → お小遣いや収入の一部を注ぎ込まれても平気か?
- 実家で一人暮らしの経験がなく、家事をしない → 共働きで家事の手伝いがなくても耐えられるか?
このように、結婚生活でのシーンを細かくイメージして、彼だったらどんな行動をとるか、それに対して自分はどう感じるのか… と、整理していきます。
文字にして書き出すと、よりイメージが湧いて判断しやすくなると思います。
その結果、自分が受け入れられるボーダーラインが見えてくるので、そのラインを越えるシーンが多そうなら、結婚相手としては難しいかもしれません。
3.価値観の違いに対して、話し合って擦り合わせることができそうか
お互いの価値観の擦り合わせができるかどうかは、とても大事なこと。結婚生活は「擦り合わせ=話し合い」の積み重ねで育むものだからです。
お互いを尊重し合える関係は、うまくいく上に長続きする傾向にあります。
どんなときでも相手の声に耳を傾け、何事も思いやっていくことが大切。なにか自分の意見と違うなと感じていても、まずは否定からいきなり入るのではなく、理解するようにしてみるとより良い関係を築くことができるのでオススメです。
「自分を認めてくれてる」と相手が感じてくれたら、あなたとの距離もどんどん縮まっていきますよ。
結婚前によく確認して、しあわせな結婚へつなげよう!
結婚前に、相手に妥協しないほうがいい点。それは条件などのスペックではありません。
自分だけが我慢することなく、大事なことを相手ときちんと話し合って決めていけるかどうか。それが一番重要です。
結婚前にふたりの相性を確認することや価値観をすり合わせておくことで、余計な衝突を避けて結婚生活をより楽しいものにできるはず。
全く同じ価値観を持ったふたりも素敵ですが、異なる価値観があっても、ふたりが歩み寄ろうとする気持ちやその過程が、より絆を深めてくれます。
お互いをよく理解して尊重し合い、しあわせな結婚生活を送れる相手を見つけてくださいね!
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この記事を書いた人
婚活マッチングアプリ「Archers(アーチャーズ)」でアーチャー(婚活サポーター)として活動するとともに、自愛マインド養成講座「ワタ恋ゼミ」を開講。離婚やアラフォー婚活、「拗らせ」「ダメ恋愛」を乗り越えた自分自身の経験を活かし、恋愛・婚活コラムを発信中。
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