「どうしてあんなにモテるの……!?」
筆者のまわりには、衝撃のあまり思わずじっと観察してしまう『モテ猛者』が4人、います。そして彼女たちは皆、キャビンアテンダント(客室乗務員)。
それは偶然か必然か……とにかく羨ましいです(笑)。
アラサーになってもアラフォーになっても、いつまでもモテ続ける猛者たち。
観察していると、彼女たちの行動には共通点がありました。今回は、そんな長年の観察の結果をレポートします!
1人行動が圧倒的に多い!
「昨日、1人で熊本行きの飛行機に乗っていたら、となりにイケメンが乗って仲良くなった」
「代官山のオープンカフェでぼんやりブランチしてたら話しかけられて、その人と今デートしてる」
「寝る前にバーで1杯飲もうかなって近所に出て行ったら、意気投合して付き合い始めた」
「推し活ライブにぼっち参戦してたら、着てたTシャツ見て駅で話しかけられて、デートしてる」
……そんなことある!? と思うのですが、全て実話です。
もちろん彼女たちはトークも面白いし、キャビンアテンダントだけあって見た目も清潔感半端ない。しかしそれだけではなく、やっぱり物理的に1人で行動していて隙があるからこそ、恋が生まれるチャンスが倍増するんだ……と、当たり前のことに気づかされます。
そう、彼女たちは世界の果てまで1人で行動しています。
「そんな女、自立しすぎて可愛げがないんじゃ?」などという凡人な私の心配を吹っ飛ばすくらい、どこでも1人で行くんです。食事、ライブ、旅行、イベント……もちろん友達とも楽しんでいるし、自分一人でもまったくためらいません。
おひとり様行動タイムが長いから、当然、まだ出会っていない人と出逢う「余白」が生まれる。これは侮れないポイントだと思いました。
▶︎なぜキャビンアテンダントはハイスぺ婚が多い? CA100人に取材したライターが考察!
彼女たちと一緒にいると、30分に1回はなにか「イイコト」を伝えてくれます。
「そのアクセ、似合ってる!」、「書いた記事読んだよ、面白かった~」、「映画一緒に見られて嬉しいよ」……ささいなことかもしれません。でもナチュラルに、会話のなかに「あなたを見てるよ」「あなたのここがいいね」というサインを入れてくれる人って一緒にいるとあったかい気持ちになるし、受け入れてもらっているという安心感があります。
そして、彼女たちはこれを男女の区別なく行っているのです……!
下手に自意識過剰だと(私です)、「男子に思わせぶりなことを言うのはよくないかも」とか「好きと誤解されたら……」とか無意識に考えて、女子には全開! で伝える好意も、男子が相手だと30%オフくらい(笑)。よく考えると、なんだかもったいないし、なんなら逆にするとこなんじゃ……彼女たちを見ていると、そんな気持ちになりました。
ポジティブな好意や笑顔は、じゃんじゃん伝えていくのが良さそうですね!
会っているときは最高に楽しく、目の前にいないときは気配なし
さて、一緒にいるときはめちゃめちゃ優しく、楽しく、情が深い彼女たち。
……しかし、さほど頻繁に会うわけではありません。なんならもっと高頻度で会っている友人はたくさんいます。なぜでしょう?
それは、日頃ほとんどSNSやDMでやり取りをしていないから。そう、意外かもしれませんが、彼女たちは「デジタル無精」なんです。
キャビンアテンダントのキラキラライフをインスタにでも上げたら、それだけで皆が羨ましがるんじゃ!? と思うし、見てみたい! と思うんですが、私の4人のCA友達に関して言えば、アカウントもろくに持っていません。LINEもDMも最低限だし、長くても1行くらい。
そういう時、同性の友人なのでひたすら「きっと今日も飛び回って楽しくやってるのね!」と母のような心持でほっこりしているのですが(笑)、私が男性で、彼女たちのことが「気になっている状態」だったら、もしかしてさらに気になっちゃうかも、と思い当たりました。
自分がいてもいなくても楽しそうだなって思うと、男子はほんのちょっぴりだけ焦りが生まれる……そんなマジックを彼女たちのそばで相当数、見てきました。
駆け引きが必要、とまでは言いませんが、好意は一緒にいるときに100%伝えて、一緒にいないときは他にやりたいことに没頭しておく、くらいが吉。LINEは連絡ツールに留めて、気持ちや想いは直接会えるときに言葉で伝えるのが最高だと思います。
いかがでしたか? 「頭ではわかってるんだけど~!」というポイントばかりだったかもしれません。でも、本当に実践したときの効果を、私は長年この目で見て来ました!(笑)
ぜひ、この夏は試してみてください。きっと、あなたの婚活や恋愛の流れが変わってくると思います。
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この記事を書いた人
Michiko Sano
作家。東京生まれ、早稲田大学卒。エアライングランドスタッフ、WEBディレクター、商社受付、専業主婦を経て文筆業に。講談社WEBメディア「ミモレ」、幻冬舎ゴールド・オンライン、ダイヤモンド・オンライン、東京カレンダーWEBほかで小説やコラムを多数執筆。著書は『天現寺ウォーズ』『知られざる空港のプロフェッショナル』港区で男子ふたりを子育て中。趣味は旅行とグルメ。
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