先日ある方から、「実家暮らしなんですが、婚活では不利ですか？やはりモテないのでしょうか…？」という相談をいただきました。
実家暮らしは全く悪いことではありませんが、婚活において「実家暮らし」というと、マイナスなイメージを持つ人がいるのが現実。
しかし当然ながら、実家暮らしだからといって結婚できないわけではありません。実家暮らしでも婚活を成功させ、理想の相手と結婚する人はたくさんいます。
今回は、実家暮らしであることがコンプレックスになっている人のために、実家暮らしでも婚活がうまくいく方法をお伝えします。
実家暮らしの婚活男女はモテないって本当なの？
「実家暮らし」と聞いて思い浮かべるマイナスイメージや不安要素にはどんなものがあるでしょうか。
- 精神的に、あるいは経済的に自立していないのではないか
- 家事ができないかもしれない
- マザコンの男性だったらどうしよう
- 両親との距離が近すぎて干渉されそう
どうしても、このようなデメリットばかり浮かんでしまうのが実家暮らし。そこで、マイナスイメージに打ち勝ち、実家暮らしでもモテる秘訣を男女別にご紹介します！
実家暮らしの婚活男性がモテる秘訣① 金銭的自立/貯金する
男性が実家暮らしだというと、「お金に余裕がないのかな」と思われてしまうことがあります。さらには、実家に生活費も入れていないとなると、収入が低い印象を与えたり、親に甘えているイメージを持たれてしまうことも。
そこで、実家暮らしの男性がモテるためには、まずは貯金をしましょう。実家暮らしでもしっかりと貯金していることがわかれば、それほど不利にはなりません。
例えば、年収500万の男性が二人いるとします。「一人暮らしで貯金ゼロ」の男性よりも、「実家暮らしだけど貯金500万円」の男性のほうが圧倒的に受けが良いです。お金の遣い方がきちんとしていることがわかるので、女性も安心できるでしょう。
しかし、本当に収入が低くて貯金ができていないという人もいるかもしれません。その場合は、少しずつ貯金できるように工夫しましょう。
実家暮らしの男性は、全ての家事や炊事をやらなくてもいい環境なので、自分の自由時間をうまく活用してみてください。昇給できるように勉強をしたり、副業をしたり、投資の勉強をしたりと、努力次第で収入や貯金を増やすことができますよ。
実家暮らしの婚活男性がモテる秘訣② 料理・家事を覚える
実家暮らしの男性は、料理や家事は一切できないというイメージを持たれがち。結婚したら家事の負担が全て女性にかかりそうだという不安を抱かれてしまいます。
そのため、簡単な料理や掃除洗濯など、基本的な家事はできるようにしておきましょう。
手の込みすぎた料理でなくても、簡単な男飯で十分です。
また、掃除と洗濯がちゃんとできることも大きなポイントになります。この二つができるということは、実家暮らしでも全てを母親任せにしていないことがわかるからです。
今現在、全く家事をやっていないという人は、せめて自分の部屋の掃除やゴミ出し、自分の分の洗濯くらいは日頃からやるようにして、少しずつできる家事を増やしていきましょう。
実家暮らしの婚活男性がモテる秘訣③ 実家暮らしをしている理由を答えられるようにする
実家暮らしということがわかると、女性は「どうして実家暮らしなんだろう？」という疑問を抱くことがあります。もしかしたらあなたに直接尋ねてくるかもしれません。
実家暮らしの理由を聞かれた時にたじろいでしまうと、「何も考えていないから先が不安」と思われてしまいます。反対にしっかりと答えることができれば、評価がグンと上がります。
実家暮らしの理由については、ポジティブに伝えるといいでしょう。
・将来の結婚資金を貯金するため
・実家が会社から近く、地元の友人とも仲が良い
結婚資金の貯金は大きなアピールポイントですし、地元への愛着も伝え方によっては好印象です。社会人になってからも地元の友人と交流があることは、親しみやすく、人から愛されているというイメージにつながります。
また、人によっては「結婚後もそのまま親と同居するつもりなのかな…？」という疑問を持つかもしれません。今は実家暮らしでも今後一人暮らしの予定があることや、結婚を機に家を出ようと考えていることなどはしっかり伝えておいた方が安心感を与えるでしょう。
【女性向け】実家暮らしの婚活女性がモテる秘訣３選
実家暮らしの婚活女性がモテる秘訣① 家族に依存せず、自立する
実家暮らしの女性は「家族との距離が近すぎる」というイメージを持たれることがあります。精神的にも経済的にも親に甘えていて、自立していないと思い込まれたり、結婚してからも親から干渉されそうだと警戒されてしまうことも。
心当たりのある人は、まずは精神的に自立しましょう。
金銭的に余裕のある人は、短期間でもいいのでマンスリーマンションなどで一人暮らしをしてみることもおすすめです。一人暮らしをしてみることで、これまでどれほど親に助けられていたのかが実感でき、生活するうえで自分に足りないこともわかります。
また、短期間でも一人暮らし経験をすることで、「少しですが一人暮らしの経験もあります」とアピールできますよ。
実家暮らしの婚活女性がモテる秘訣② 料理・家事を好きになる
実家暮らしの女性は、男性同様、料理や家事ができないというイメージを持たれやすいです。そこで、「一通りできます」ではなく「料理や家事がすごく好きです」あるいは「得意です」と言えるだけのレベルにしておくと、男性からの評価が一気に上がります。
献立決めから買い物、食後の片付けまでを一人でやったり、自分の部屋だけではなく、家族との共有スペースやトイレも掃除したり、洗濯をするときはアイロンがけや洗濯物を畳んでしまうところまでやってみたり…。
これらのことが一人でそつなくできるようになれば、自分でも自信がつくでしょう。
料理や家事が得意になると、結婚後の生活でも役立ちます。まずは家事を好きになるところから始めましょう。
実家暮らしの婚活女性がモテる秘訣③ 生活に必要なお金や手続きなどを把握する
一人暮らしをしている人は、生活に必要な家賃、光熱費、食費、雑費、保険などのお金の動きを把握しています。しかし、実家にいると全て親任せになってしまうことも。
生活に必要なお金を把握しておくことで、結婚後の生活イメージが湧きやすいですし、節約もできます。ただ付き合うだけなら男性はさほど気にしませんが、結婚するとなると男性が求めるのは、「生活力のある女性」。
結婚後は生活の中で必要な手続きがたくさんあり、全て自分たちでやっていかなければなりません。日常の会話の中でそういった知識がある女性だということが伝わると、生活力のアピールになり、一人暮らしをしている男性からはもちろん、実家暮らしの男性からの評価も上がるでしょう。
以上、実家暮らしの婚活男女がモテる秘訣をお伝えしました。
マッチングアプリなどの場合は、プロフィールで実家暮らしとわかった時点で却下してしまう人もいるほどなので、実家暮らしは確かに不利なのかもしれません。しかし本当に大切なのは、人柄などを含めた総合点。
実家暮らしでも、精神的にも経済的にも自立し、家族のために役割を果たしている人は素晴らしいですよね。
実家暮らしということを引け目に感じないくらいに自分に自信を持てるよう、「モテる秘訣」を意識してみてくださいね！
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この記事を書いた人
結婚相談所職員や幼稚園教諭としてのキャリア、プライベートでの19歳年上夫との歳の差婚など、豊富な経験を活かし婚活やパートナーシップに関するコラムを発信中。
現在は保育園に勤務する小学生2児の母。
