婚活をしている人の多くが、おそらく一度は、デートしていた相手から“フェードアウト”されたことがあるのではないでしょうか。
せっかく素晴らしい異性と出会い、いい感じだと思っていたのに、突然パタリと相手から連絡がこなくなった…。そんな経験はありませんか?
「一体自分は、何をしてしまったんだろう…?」
理由を知りたくても、相手に二度と会えないのであれば聞くことすらできませんよね。
本シリーズ「僕たち・私たちがフェードアウトした理由」では、婚活中の読者の皆さんから“どうしてデート相手からフェードアウトしたのか”経験談を教えてもらいました。今回も、フェードアウトされた経験者が多い「マッチングアプリの初デート編」。女性陣から聞いたエピソードをお届けします。
前回の記事はコチラ→ デートの会計で、お財布すらしてくれない…。男性が「付き合いたくない」と思う女性とは
私がフェードアウトした理由① 馴れ馴れしいにも程がある
マッチング直後のDMのやり取りで、すでに嫌な予感はしていたんです。DMでもいきなりタメ口だったので。実際会ってみたらさらに馴れ馴れしくて、「俺、マイちゃんのことめっちゃタイプなんだよねー!!マッチングできてほんとラッキー!」と言い出して、ナンパじゃないんだから…と引いてしまいました。それ以来、彼とは連絡をとっていません。(31歳/PR/女性)
マッチングアプリのように初対面の異性と出会う機会では、どのくらいの距離感で相手に接したら良いのか悩みどころ。礼儀正しさを心がけるあまり、いつまで経っても堅苦しく、なかなか仲良くなれないというのも問題ですが、最も避けるべきパターンは、最初からいきなり馴れ馴れしい態度を取ること。
人によっては不快感を抱かれることもありますし、常識がない人だと思われたり、パートナーを尊重できないタイプに見えてしまい、あなた自身の価値を下げることにもなりかねません。
話す時の口調や、相手の呼び方などは特に要注意です。マッチング後の初デートでは、一気に距離を縮めすぎないように気をつけましょう。
マッチングアプリで知り合った男性と、食事をすることになりました。オンタイムにお店に着いたら、相手が先に着いて座っていたのですが、上座に座って待っていたのでちょっとびっくり。さらにはメニューを決める時も、私の意志は全く聞かずにどんどん勝手に決めてオーダーしてしまうんです。紳士的じゃないし、あまり相手の立場に立って物事を考えられなそうな人だな…と感じて、それ以降は会うのをやめてしまいました(33歳/小売業/女性)
「そんな小さなことを気にするの!?」と驚く人もいるかもしれませんが、女性は男性が想像する以上に、デート中の男性の振る舞いを見ているもの。座席ひとつ取っても、ソファ席や上座側を譲ってくれない男性は嫌だと言う女性の声をよく耳にします。
メニュー選びなど、食事中のちょっとした気遣いなども然り。今も昔も、やはりモテるのは紳士的な振る舞いができる男性です。とは言ってもあまり神経質になる必要はありません。相手に対する思いやりの気持ちを持てれば、それが自然と紳士的な行動となって表れます。相手を気遣い、楽しませる気持ちを忘れないでください。
一方で、すぐに男性の行動の粗探しをしてしまい、ちょっとしたことで見切りをつけて次々とフェードアウトしてしまうという女性も、もう少しだけ心を広く持つと恋愛のチャンスが広がります。
初デートで男性は緊張するあまり、いつもとは違う行動を取ってしまい、ミスをしてしまうこともあるからです。1度のミスで見切ってしまうのではなく、相手をもう少し知ろうとする努力も大切です。
私がフェードアウトした理由③ 卑屈な性格についていけなくて…
DMでやり取りしていた時はまあまあ盛り上がっていたのですが、実際会ってみたら、すごく自虐的な男性だったので驚いてしまいました。「僕みたいな男より、もっとスペックの高い男性がタイプですよね?」とか「せっかくいいお店なのに、僕なんかが相手ですみません」とか…。私は何も言っていないのに、すごく卑屈で驚いてしまいました。「そんなことないですよ」と返すことしかできないし、デート中の会話が全く楽しめなくて苦痛でした。(27歳/航空関係/女性)
デートする相手が魅力的で素敵な人だと、「自分なんかでいいのだろうか」と卑屈になってしまう気持ちもわかるのですが、マッチングしてデートに来ている時点で、相手はあなたに「会ってみたい」と思ったからそこに来ています。わざわざ自分の価値を下げるようなことを言う必要はないでしょう。相手は気を遣うだけですし、デートを楽しめなくなってしまいます。
また相手はそう思っていなくても、あなたがわざわざ「自分なんてたいした魅力はない」と口にすることで、本当に魅力が半減して見えてしまうもの。とてももったいないことですよね。それよりも逆に、自分の長所をポジティブな言葉に乗せてアピールした方が、相手の目にも、魅力的にうつるはずです。
以上、女性陣から聞いた「マッチングアプリの初デート以降、フェードアウトした理由」を教えてもらいました。
大切なのは、「初デートを楽しんでもらおう」という気持ち。相手を不快にさせる言動は絶対にNGです。楽しんでもらいたいという気持ちが行動に移せれば、自然と相手は「また会ってみたい」と感じ、2回目のデートに繋がるはず。自分中心の考え方は一旦捨てて、楽しい時間をプロデュースすることに徹しましょう。
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