突然ですが、あなたの人生にとって大切なものは何ですか?
10人いたら、10通りの答えがあるかと思います。
友情、仕事、恋愛、結婚、家族、人生を豊かにするためのイベントは数多くありますが、人々の人生に彩りを添える大切なものの1つが「恋愛・結婚」です。
そして、アーチャーとは、人々の人生に深くかかわる「恋愛・結婚」を支える存在です。
- 誰かの幸せをお手伝いしたい
- 困りごとを一緒に悩んで解決したい
というように、人の幸せに貢献したい気持ちのある方なら大丈夫。
このコラムでは、アーチャーとしての役割の果たし方や心構えについて触れていきます。
どうぞ最後までご参考のうえ、お役立てください。
気になる項目をクリック
アーチャーはやりがいのある恋愛の中立な相談役

アーチャーとは、恋愛・結婚について悩みを抱える人たちに寄りそう中立的な相談役のことです。
例えば、誰かを好きになった人は、やがてはその人に愛されたいと願うようになるでしょう。
また、誰かに愛されたいと願う人は、どうすれば自分が愛されるのか、自分を愛してくれる人に出会えるのかについて考えを巡らせるはずです。
つまり、恋愛・結婚にまつわる問題は、「人との関係性」に集約できると言えるでしょう。
アーチャーは、恋愛・結婚という切り口から、人との関係性にまつわる問題を解決すべく、相談者の背中を押す存在です。
なぜこの人を好きなのか、どんな人となら結婚したいと思えるのか、どうすれば人生を共に歩みたいと思える人に出会えるのかなどのあらゆる問題について、個性・性格や置かれている状況などから俯瞰的に捉え、本人が前に踏み出すための後押しをしていきます。
恋愛・結婚という切り口から誰かの人生にかかわるということは、非常に責任が重いものです。
だからこそ、自身の能力や誇りを保ち、かかわる人たちの幸せを真に願える人であるべきでしょう。
人気アーチャーになるために必要な7つの心得

誰かから恋愛相談・結婚相談を受けるということは、あなたがその人にとって信頼に値する人物であることを意味します。
その人からの信頼に対して誠実に応じるためにも、次の7つの心得をおさえておきましょう。
- 恋愛関係の仲裁で「どちらが悪い」とジャッジはしないこと
- 「男性として」「女性なんだから」と性別を理由に決めつけないこと
- 「この人を選ぶべき」と自分の価値観を押し付けないこと
- 人の理想や夢を否定せず、信じて応援すること
- 「誰かの幸せに貢献したい」という想いがあること
- 古くからの風習にとらわれ過ぎず、新しい価値観を導入していくこと
- 婚活がなかなか上手くいかない人に対しても根気よく向き合うこと
それでは、それぞれの心得について見ていきましょう。
心得1.恋愛関係の仲裁で「どちらが悪い」とジャッジをしないこと
アーチャーにとって大切なのは、公正な視点をもつこと、そして、正誤のジャッジをしないということです。
アーチャーがかかわるのは恋愛という人の感情についての問題であり、これは各人の性格や人との関係性に密接したものです。
人の性格や個性はそれ自体が尊重されるもの。
そして、ありのままの状態を尊重したうえで、他者とのかかわりを通して多様な価値観に触れながら、より良い関係性を築き上げていくことになります。
この流れの中において、アーチャーが一定の価値観を持ったままで「良い・悪い」と判断してしまうと、悩んでいるマイメンバーの個性や性格を否定してしまうかもしれません。
そのため、アーチャーは「どちらが悪い」などのジャッジをしないで、中立な立場で寄り添うことが大切といえるでしょう。
心得2.「男性として」「女性なんだから」と性別を理由に決めつけないこと
アーチャーには、ジェンダー平等の考えが求められます。
恋愛・結婚にまつわる問題に携わるうえで大切なのは、「各個人がどのような考え方・視点をもっているか」という点であり、「当該個人が男性か女性か」ということは関係がないからです。
例えば、男性だから女性にはご馳走しなければいけない、女性だから男性をサポートし家庭に入らなければいけない、という考え方によって、どうして個人の恋愛・結婚の問題を解決することができるのでしょう?
性別は関係なく、仕事が好きな女性は結婚後もバリバリ働いて良いですし、家事が好きな男性は主夫をしても良いのです。
おっとりした男性もいれば、ハキハキとした女性もいるわけで、個性を否定して「男性(女性)なんだからもっとこうするべき」と押し付けるのは良くありません。
なぜなら、その人本来の個性や魅力を逆に奪ってしまいかねないからです。
確かに、男性であること、女性であることが、その人の性格形成に一定の寄与をしているかもしれません。
しかし、実際の恋愛・結婚の悩みを解決するにあたって掘り下げるべき対象は、各個人の性格そのもののはず。
ですので、アーチャーとして人の人生にかかわる以上、「男性として」「女性なんだから」と性別を理由にあるべき姿を決めつけず、人それぞれが持つ本来の魅力に気付けるようにしましょう。
心得3.「この人を選ぶべき」と、自分の価値観を押し付けないこと
アーチャーに求められる心得として、自分の価値観ではなく、「相手の価値観で世の中を見たらどう感じるだろう?」という想像力を働かせることが大切です。
例えば、あなたが「専業主婦希望だから結婚するなら相手の収入が大事」と考えていたとしましょう。
しかし、あなたがアーチャーとしてサポートするマイメンバーは「仕事が好きで結婚後も続けたいから、家事や育児を一緒にやっていける人が良い」と考えていたらどうでしょうか?
「高収入で安定した職に就いた男性と結婚をする事が女性の最大の幸せ」という価値観のまま、マイメンバーに適切な相手を選んであげられるでしょうか?
誤解してほしくないのが、あなた自身はどのような相手が理想であっても良いのです。
大切なのは、「相手の価値観で世の中を見てみる想像力」です。
これがアーチャーの仕事において、もっとも難しいことだと思います。
相手の事を知り、相手の話をよく聞き、相手が考える理想の未来像をイメージが出来たら、「相手の価値観で世の中を見てみる」想像をしてみてください。
訓練によって磨かれていきますので、難しく考えすぎず、まずはトライしてみることが大切です。
「自分だったらこの人を選ぶ」
「自分だったらこの人は選ばない」
という考えが浮かんだ時、フラットな気持ちで一度リセットし、相手の気持ちになって考えてみましょう。
心得4.人の理想や夢を否定せず、信じて応援すること
アーチャーをやっていると、「理想が高すぎる」と感じる婚活者に出会うことが度々あります。
その時に、「そんなこと言っているから結婚できないんだよ」と、人の夢を勝手に否定する行為はやってはいけません。
前提として、アーチャーは恋愛・結婚で悩める人たちに救いの手を差し伸べる存在だからです。
夢・理想・希望など、誰しもが「こうなりたい」「あれを実現したい」という想いを抱いているでしょう。
そして、その想いが叶うかどうか半信半疑のなかで、多くの人が不安や悩みを抱えています。
なので、理想が高いと感じる人をサポートする時は、「なぜそのような人を理想とするのか?」をじっくり聞いてみてください。
さらに、その人自身が結婚後に幸せを感じる瞬間をイメージしてもらい、聞いてみましょう。
結婚とは、「なりたい自分」になるための一つの手段です。
整理をしていくと、なりたい自分になるためにはこういう相手が良いのでは?と考えが変わっていく事もあります。
理想を否定するのではなく、夢(なりたい自分になる)を一緒に応援し叶えることがアーチャーの役割です。
色んな方の人生に少しずつ関わらせてもらって、一緒に夢を叶えられるのが、アーチャーとしてのやりがいの一つでもあります。
心得5.「誰かの幸せに貢献したい」という想いがあること
アーチャーをやる理由は人それぞれですが、「自分のスキルが誰かの役に立つ」「人の幸せに貢献できた」という事には、誰もが大きなやりがいを感じます。
それが実感できる仕事だからこそ、多くの方がアーチャーにチャレンジします。
しかし、アーチャーをやっていると良い事ばかりではなく、マイメンバーが失恋して辛そうにしていたりすると一緒に悲しくなってしまったり、そのようなことが重なるとアーチャーをやめたくなってしまう事もあるでしょう。
当然、疲れたら休憩しても良いですし、場所や時間帯を選ばすに自分のタイミングで出来るのがアーチャーの魅力なので、無理して根詰める必要はありません。
ただ、根底に「誰かの役に立ちたい、人の幸せに貢献したい」という想いがあると、それが原動力となり、「今サポートをしているマイメンバーのためにも頑張ろう」と、自分の気持ちを前にむけることが出来るでしょう。
心得6.古くからの風習にとらわれ過ぎず、新しい価値観を導入していくこと
生まれた環境も育った環境も、ずっと同じような環境の中で長年生活をしていると、「それが正しい事」「常識」と考えるようになります。
しかし、令和時代も本当に家長制度や夫婦同姓・同居婚は必須でしょうか?
アーチャーをしていると、「住む場所があと20km近ければ結ばれていた縁」や、「長男で同居を希望していなければ結ばれていたご縁」に沢山出会います。
- 長男だと、本当にお嫁にもらうという事をしなければならないのでしょうか?
- 親のために、〇〇家のために、婿養子をもらわなければいけないのでしょうか?
- 結婚したら一緒に住まなければいけないのでしょうか?
- それは本当にその人の幸せに繋がっているのでしょうか?
これらの価値観を全て否定する事をすすめているわけではありません。
大切なのは、アーチャーとして、マイメンバーの幸せにフォーカスをしているか?という事です。
例えば、マイメンバーの女性が婿養子を希望していたけど、長男の男性を好きになってしまったとします。
もし、アーチャー自身が、家長制度や古くからの風習に捉われた考え方をしていたらどうでしょうか?
「この男性は、長男だから婿養子には来られないから、諦めるしかない」
と考えてしまうかもしれません。
しかし、別のアーチャーであれば、
「本人同士が結婚したいんだから、認めてもらえるまで親にお願いをしたらどうですか?親も子供の幸せを絶対に望んでいるから、本気なら最後はきっと認めてくれますよ。」
とアドバイス出来たかもしれません。
このように、アーチャー自身が開かれた考え方をしていることによって、さまざまな視点でアドバイスが出来るようになるのです。
心得7.婚活がなかなか上手くいかない人に対しても根気よく向き合うこと
婚活を始めて、すぐに上手くいく人もいれば、時間がかかる人もいます。
なかには、5年、10年後に結婚が決まる人だっているのです。
恋愛のスピード感も出会うまでのタイミングも十人十色。
アーチャーをやっていると、ついつい「早く良い人に出会ってほしい」というこちらの気持ちの方が先走ってしまう事もありますが、相手に合わせ、相手の目標や気持ちと向き合い、ペースを合わせてあげてください。
なかなか上手くいかなかった方の結婚が決まった時、自分事のように嬉しく感じます。
その日を信じて、根気よく向き合っていきましょう
アーチャーズで、お悩み相談を仕事にしませんか
Archers(アーチャーズ)は、悩んでいる人に寄り添い婚活を支援する恋のキューピッド役を募集しています。
「恋愛相談を受けたい」「人の幸せに貢献したい」という人は、ぜひアーチャーズで婚活サポートをスタートしてみましょう。
登録料は無料なので、いつでもすぐに始めることができますよ。
価値観の変化はいつでも・誰でも起きること

価値観の変化は、いつでも・そして誰でも起きています。
そのため、アーチャーとして目を向けたいのは「個人」を尊重するということ。
考え方も、生き方も、そして人格から言動さえも個人の多様性が反映されていきます。
なので、アーチャーに求められるのは、価値観さえも変化する1人の個人としての相談者という存在を認めることです。
例えば、女性の社会進出、夫婦のあり方、結婚生活のスタイル、夫婦別姓など、従来当たり前とされていた価値観に対する疑念の視点は日々大きくなっていますよね。
こうした価値観や既存の概念などを疑い、そして、常に公平性のある立場からアドバイスや答えを探っていくわけです。
価値観は、10人いれば10通りある大切な部分。
公平に目を向けて、何がその人に対して最善策となるのかを考えるあなたの「優しい気持ち」が、アーチャーとしてのやりがい・可能性となっていくはずです。
仲介の仕方を考えて聴くという大きな題材に向かう

ここから、実際に恋愛相談・結婚相談を受ける場面を想定して、アーチャーとしての心構えを考えてみましょう。
大前提として、アーチャーはあくまでも中立的な立場から相談者と向き合う必要があります。
そして、中立的な立場から相談者と接するとき、アーチャー自身が意識しなければいけないのは、次の3点です。
- しっかりと話を「聴く」
- アーチャーの意見は押し付けない
- 前を向くための力添えに終始する
何よりも大切なのは、「聞く」ではなくて、心の声を知るようなイメージで、「聴く」を意識してみましょう。
相談者が話しやすい環境を整え、妙な取り繕いをすることなく素直に感情や考えを吐き出せるようにしてあげます。
そうすれば、相談者の声を「聴く」ことができます。
コミュニケーションの中でアーチャーの意見を押し付けてはいけません。
なぜならば、結婚・恋愛で幸せをつかもうとする本人の意思こそが重要だから、本人が自分の悩みの原因を知り、自分に与えられた選択肢を見渡し、納得できるものを選び取ることこそ大切だからです。
そして、そのためには、相談者の話を「聴く」ことに価値が生まれます。
なぜなら、自分の考えや感情を言語化するなかで、相談者自身が「気付き」を得られるからです。
誤解してはいけません。
アーチャーが設定した道筋に相談者を乗せ、その指示通りの答えにたどりつかせることには何の意味もありませんし、むしろそれは、本来大切にすべき個人の自由意思を否定することになってしまいます。
アーチャーはマイメンバーの幸せの為にサポートをする人です。
そのためにしっかりと相談者の言葉を聴き、彼・彼女が悩み・感情・思考を整理しやすいように誘導し、自ら答えにたどりつけるように手を貸してあげましょう。
まとめ|幸せに目を向けてやりがいを得ること

このコラムで紹介したように、優れたアーチャーとして役割を果たすためには、「マイメンバーの人生はマイメンバーのものである」という意識を忘れないことが重要です。
人にアドバイスをする事を仕事にしていると、ついつい自分が先生のような気分になってしまい、自分が正しいと意見を押し付けてしまう事があります。
そうではなくて、「メンバーの幸せにフォーカスする事」で、結果、アーチャー自身も大きなやりがいを得ることが出来ます。
ご紹介した7つの心得を意識し、沢山の幸せなご縁を結んで、人気アーチャーとして活躍をしてください。
人気のアーチャーとしてたくさんの役割を果たせるように、ぜひこのコラムが参考になれば幸いです。
アーチャーズで、お悩み相談を仕事にしませんか
Archers(アーチャーズ)は、悩んでいる人に寄り添い婚活を支援する恋のキューピッド役を募集しています。
「恋愛相談を受けたい」「人の幸せに貢献したい」という人は、ぜひアーチャーズで婚活サポートをスタートしてみましょう。
登録料は無料なので、いつでもすぐに始めることができますよ。
この記事の監修者

20歳で結婚相談所のカウンセラーになり、23歳で婚活 支援企業プリヴェール株式会社を創業。婚活カウンセ ラー歴12年、今までに300組以上のカップルを結婚まで 導いた。二児の母で、婚活・結婚・出産・子育てを経験。 2020年Archers株式会社のCEOに就任し、婚活マッチン グアプリ「Archers(アーチャーズ)」をリリース。著書「自分らしく生きるヒントが詰まった21ストーリー」