良妻賢母はもう古い？男性が結婚相手に求める条件とは…
昔の妻として求められる女性は、良妻賢母で夫に従順な女性…というイメージでしたが、こちらも今は変化しています。
今の時代、男性は結婚相手にどんな条件を求めるのでしょうか。婚活中のアラサー男性に聞いてきました。
男性が結婚相手に求める条件① 精神的に自立している女性
仕事の都合上、よくスマホは見るんです。彼女からのLINEも既読はつけるんですが、すぐには返信できないことが多いです。でも彼女は既読がつくと連投してきて…スルーすると怒るんですよね。「今何してるの？どこにいるの？」というLINEにうんざり。最初は可愛く感じていたんですが、だんだん束縛がきつくなって別れました。お互いに自分の時間も大事にできる相手と付き合いたいですね。（30歳／男性）
仕事などで忙しい男性は、寂しがりやすぎる女性やかまってちゃんな女性、既読スルーをすぐ怒るような女性に負担を感じることがあります。初めのうちは甘えてくれて可愛いと思っても、依存されるとだんだん重くなってくるからです。
具体的な例をあげると、一緒に夕飯を食べられる時間に帰れるかわからないのに、手の込んだ料理を作って寝ずに待っててくれるような女性よりも、普段は個々に食事を済ませるほうが合理的と考えられるような女性の方が、バリバリ働く男性にとっては気が楽で、自分の仕事に集中できます。
その代わり、休日は一緒に料理をしたり外食を楽しんだりと、一人の時間も二人で過ごす時間も有意義に使えることが理想。
依存してくる女性よりも、お互いに精神的に自立している夫婦関係を望む男性の方が、最近は多いです。
男性が結婚相手に求める条件② 自分の意思で「働く」「働かない」を選択している女性
収入目当てで近づいてくる女性には、過敏に反応してしまいます。妻になる女性には、仕事を続けてもらっても家庭に入ってもらってもどちらでもいいのですが、「楽したいから専業主婦になりたい」というのが全面に出ているような女性は避けています。（36歳／男性）
今は仕事がありますが、このご時世、数年後にどうなるかはわからないというのが本音。子どもが生まれたらお金もかかるだろうし、できれば共働きが助かります。もちろん、家事も育児も一緒に頑張るつもりです。（33歳／男性）
今は共働き夫婦が多いですが、結婚してからも働くか働かないか、自主的に選択できる女性が好まれます。
例えば、「まだまだキャリアを積みたいから、やりがいがある仕事を続けたい。」「子どもが生まれたら子育てを頑張りたい。産休育休をしっかりとって、子どもが保育園に入ったら時短勤務で復帰したいと思っている。」など、自分のやりたいことが明確な女性が好まれます。
反対に、「夫に養ってもらうほうが楽だから働きたくない」という女性は敬遠されてしまいます。
このご時世、経済的な不安から妻に働いてほしいと思っている男性の方が多いのが現実。つまり、精神的にも経済的にも男性に依存しない女性がパートナーとして求められています。
男性が結婚相手に求める条件③ 本音で対等に話せる女性
前にお付き合いしていた女性は、穏やかで優しくて良い人だったんですが、正直何を考えているのかわからないところがありました。デートでも行きたい場所とか食べたいものとか、自分の意見や気持ちを言ってくれないから困ることが多くて。できれば、もっと楽しく自分のことも話してくれる相手がいいですね。（40歳／男性）
いつも受け身で何でも男性に合わせるような女性よりも、自分の意思があり、本音で話し合えるような女性の方がパートナーとして選ばれやすいです。いつもニコニコしている女性は初めのうちは好感度が高いのですが、ニコニコしているだけだと自分の意志が無さそうと思われ、だんだんと物足りなさを感じるからです。
それよりも、本音で話し合いながら、自分たちらしい夫婦関係、家族関係を築き上げていけるような女性が求められています。
男性が結婚相手に求める条件④ 笑顔が素敵で包容力のある女性
やっぱり明るくて生き生きとした女性って素敵ですよね。彼女の笑顔を見ていると自分まで元気になれる、そんな相手と結婚したいです。（30歳／男性）
なんといっても、パートナーになる女性にはいつも明るく笑顔でいてもらいたいものです。仕事から疲れて帰ってきたときに笑顔で迎えてくれる女性、大変なことがあっても助け合いながら笑顔で一緒に乗り越えてくれそうな女性に、パートナーになってもらいたいのです。
また、包容力のある女性は魅力的です。妻としてはもちろん、もし子どもが生まれたら素敵なお母さんになってくれそうですよね。多くの男性は、女性に包容力と母性を求めていますよ。
以上、男女別に「結婚相手に求める条件」を紹介しました。
婚活を頑張っているみなさん、「女性が求める結婚相手の条件」「男性が求める結婚相手の条件」はいくつあてはまっていますか？ どの項目も自分の努力次第でクリアできることですよね。これまでの婚活でなかなか良い成果が出なかったという人は、今一度自分と向き合い、自分の長所にさらに磨きをかける努力をしてください。素敵なパートナーと出逢えるように応援しています！
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この記事を書いた人
結婚相談所職員や幼稚園教諭としてのキャリア、プライベートでの19歳年上夫との歳の差婚など、豊富な経験を活かし婚活やパートナーシップに関するコラムを発信中。
現在は保育園に勤務する小学生2児の母。
